皆様ヾ(・ω・`*)【。゚+.нёllо。゚+.】(*´・ω・)ノ゙
今日は珍しく風もなく天気の良い日です。
少し肌寒いですが屋外での仕事も
気持ちの良いものですね。
ちょっと乾燥している様ですが
何処かで日向ぼっこしたいぜ。
ちなみにこちら地元では
日向ぼっこの事を「ぬーたぼっこ」と言う。
地域によっては「ぬーたっこ」とも言う。
暖かいの事を「ぬくい」と言うところから
きているらしい。
ぬーたぼっこしたら即寝しそうな
オイラです(´・ω・`)
今回はHCR32スカイラインに
ブーコンを取り付けます。
ブーコンっていっても色々あるからね。
今はほとんど見ないけど
昔はブーコンって言ったら機械式。
コンソール脇とか左足上あたりに設置して
クルクルってやるとブーストが上がる。
トラストとかはカチカチって感じよね。
昔から電気式はあったんだけど
今より値段が高かったので安価な
機械式がほとんどだった。
今じゃ機械式なんてつけてる車なんて
まず見ないねw
んで今回チョイスしたブーコンはこれ
↓
HKS EVC-S
オーナー様の希望によりこれを選択。
今、トラストのプロフェックB-Ⅱが廃盤になってしまったので
安価なブーコンといったら
これかブリッツ。SBCだっけな。
ブーコンは値段もあるけどシンプルなものが良いと思う。
フルタービン交換車なんかはアレだけど
ブーストアップとかプラスアルファな車は
これみたいなシンプルのブーコンがちょうど良いですね。
別にタービン交換車に使っても何の問題
ないけど。
内容
もちろん必要な物は一通り揃ってます。
ブーストコントローラーのバルブは以前より
耐久性とレスポンスが上がっているそうな。
以前を知らないからよくわからんけどもw
HKSのEVC-Sの売りは
ユニットとコントローラーが別になっている事と
コントローラー自体が小型で薄い事。
取り付け場所って意外と悩むところ。
これなら薄いので何処でも付けれそう。
ユニットが見えないところに設置し
コントローラーだけ設置するので
取り付けもスマートです。
あとHKSの良い所は
ホースの間にかますエアフィルターが付属されて
いるところ。
ブーストセンサーやバルブって精密なんで
異物がゴミが入ると壊れちゃう。
エアフィルターが付属されているのは
嬉しい。
フィルターが汚れてしまったら
補修部品として単体でフィルターが購入できるのも
さすがHKSと言ったところ。
詳しくはこちら
↓
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さて
取り付けていきます。
まずブーストセンサーを設置します。
エンジンルーム内にセンサーを設置します。
定番の燃料レギュレーターのバキュームホースから
三又で取り出します。
HCR32の場合、レギュレーター付近の
バッテリー周辺に設置するのが
良いと思います。
しかしこの車両はバッテリーの横に
オイルのキャッチタンクが設置されており
その周辺がオイルで少しベトベトしています。
(オーナー様曰くブローバイがかなり多いそうです)
なので
当初、その付近にセンサーを設置しようと
思ってましたが
オイルをかぶってはダメですね。
センサー、バルブの故障の主な原因は
水がかかってしまう事。
もちろんオイルもダメです。
試行錯誤した結果…
センサー設置
バッテリーとストラットケースの間に
ヒューズボックスがあります。
その中にセンサーを設置しました。
これならばヒューズボックスの蓋を閉めてしまえば
よっぽどの事が無い限り
水やオイルは入ってこないでしょう。
見た目的にも隠せるのでスッキリするしね。
もちろんセンサーを加工しないと
ケース内には収まりません。
バルブ
バルブは左ストラットケースの前、パワステタンク横に
設置しました。
タンクより少し高い位置に設置するのがミソです。
万が一、
日産特有のパワステオイル吹きしても
バルブにオイルがかかる事が回避できます。
ボンネットとのクリアランスが狭いので
うまく位置を調整し干渉しない位置に設置しました。
タービン(アクチェーター)へのホース接続は
前回のサクション取り付けの時に一緒にやってしまったので
楽勝でした(`・∀・)ь
※詳しくはサクションのブログを参照して下さい。
ブーストセンサーとバルブからのハーネスを
室内に引きこんでエンジンルーム内の作業は終わりです。
続いて室内の作業に移ります。
びっほー
装着前の状態です。
ブーストコントローラーをつけるついでに
コンソール周りをキレイに整頓して装着して欲しいとの
依頼。
デフィのメーターのユニットも左足と干渉するので
これもなんとかして欲しいとの事。
センターコンソールにあるのは
一番下がエアコンパネル、
真ん中が社外のデジタルメーター、
一番上が空洞となっております。
その上のエアコン吹き出し口の前に
デフィのメーターがあります。
さてさて
上手くキレイに
いきますかね(´Д`υ)
んじゃやっていきましょう。
センターコンソールに各コントローラーを移設し
パネルを製作しキレイに並べようという作戦。
まずセンターコンソールをバラしてみましょう。
すると
やっぱりというかなんていうか…
配線
配線はグチャグチャ。
長さも揃ってないので
突っ張っている配線もいくつかありました。
変な所を通している(楽に通している)配線は
潰れ、切れかかっているところも発見されました。
あとお決まりのクリップ(電源とるやつ)。
※画像参照
賢明なる読者様はわかると思いますが
当店ではこの様な接続は絶対に致しません。
この様なクリップは全て取り除き
ハンダ付けにて修理します。
配線の長さも揃えて調整し
加工していきます。
パネル
なんとなくイメージで各コントローラーを並べ
型紙を製作します。
これすごくタイヘンなんですわ。
でもこれをテケトーにやると仕上がりに影響するので
キッチリ寸法をとります。
型紙からパネルをおこします。
今回はアルミ板にてパネルを製作しました。
パネル完成
反射してよくわかりませんねw
すいません撮るテクがないもんで(´;ω;`)ブワッ
なんとかスッキリになりました。
パネルが出来たので
核コントローラーの配線を繋げて
いきます。
後々の事を考えて
ハーネス処理してあります。
こういったセンターコンソールパネルに
色々つける時は各コントローラー別にハーネスを
纏めるのは基本。
なるべくキレイにシンプルにするのが
トラブル回避につながります。
ハーネス長もそろえたので
収納も上手くストレスなく仕舞えました。
完成(あふたー)
まだまだパネルの作りが甘かったり
並べるセンスがまだまだな気がしますが
オーナー様が気に入ってくれてよかったです。
スッキリきれいになったと思います。
コントローラーはたくさん押すボタンがあります。
なので押した衝撃でパネルが動いたり
コントローラー本体が動いたりしない様に
裏にガッツリ強固なステーを製作してありますので
頑丈です。
もし日光の反射などで
眩しかったり、アルミの質感に飽きたりしたら
お好みのステッカーなどを貼ってみてください。
ここら辺はオーナー様にまかせましょう。
ブーコン取り付けよりも
パネル製作してた時間の方が圧倒的に長かったw
ワンオフパネルですからね(`・∀・)ь
軽く試乗し
最低限のブーコン設定をし完了。
RB20DETの場合、色々言われておりますが
ブーストはマックス0.9キロで設定しましょう。
まぁノーマルブーストでもブーコンつけてなくても
壊れる時は壊れるので絶対はありません。
1キロ常時かけていても壊れない方もいらっしゃいます。
でも1キロまでかけちゃうと
明らかにタービンの寿命が短くなっちゃうので
0.9で抑えておきましょうって事。
だって0.9キロから1キロに上げた0.1の差って
わかります?
オイラは鈍感なんでわかりません(o゚ω゚)o ニパッ
まぁ好みになるけど
オイラだったら(以前乗ってたR32の場合)
常時0.75でスクランブル0.9にしてたかな。
このHKS EVC-Sも2種類のブースト圧を
設定できるので
ハイ・ローみたいに設定すれば良いと思いますよ。
これにてHCR32スカイライン編は終わりです。
今回は遠方からのご依頼ありがとうございました。
またの機会をお待ちしております。
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪