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Channel: ナルズ工場長の出来事
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SXE10 アルテッツァ タイミングベルト交換 オイルポンプシール交換

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皆様ヾ(・ω・`*)【。゚+.нёllо。゚+.】(*´・ω・)ノ゙ 

 

 

 

 

 

早くも3月でつね!

 

3月は締めで

普通の企業なら大変な時期でしょう。

 

当店の場合、

毎年3月はそんなに忙しくはないのだが

なぜか今年は忙しい。

周りの流れに乗ったのだろうか?

 

まぁ忙しいのは良い事だと思うので

いいのですが

久しぶりに休み無しで仕事してると

疲れがたまってくるオイラです(´・ω・`)

 

リフレッシュせねばね!

 

なんか良い方法しらない??

 

儲かってる会社の社長ほど

ストレス発散の方法知ってるんだってね。

 

オイラなんて知る由もないぜw

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はアルテッツァの

タイミングベルト交換続きです。

 

 

 

 

 

前回は

カムオイルシールを交換したところです。

 

 

 

 

お次は

オイルポンプのオイルシールを交換していきます。

 

 

ぱっと見、ウォーターポンプにも見えますが

これはオイルポンプになります。

クランクのナナメ上あたりにあります。

 

通常エンジンですとオイルポンプは

クランクの裏?奥?あたりに組み込まれていて

タイミングベルト交換ではまず触りません。

ベルト交換の際には関係のない部品になります。

 

アルテッツァの3Sエンジンの場合は

タイミングベルトでオイルポンプを駆動しております。

 

このオイルポンプのプーリー裏にも

オイルシールが使用されておりますので

そのシールを交換します。

 

 

 

 

が・・・

 

 

 

ここで問題発生(ノ゚ο゚)ノ

 

 

 

なんとオイルポンプのオイルシールを注文したところ、

このシールだけ単体で部品が出ないとの事!

 

タイヘンダァ!! ヾ(゚ロ゚*)ツ三ヾ(*゚ロ゚)ノ タイヘンダァ!!

 

分解図

 

 

 

わかりますか?

 

オイラが丸で印してあるのが(5101A)はクランクの

オイルシールになります。

 

オイルポンプのプーリーは16100Pです。

 

このプーリーがつくところにあるべきオイルシールが

載っていないのです。

 

 

って事は~~?

 

部品設定が無いかも( ゚д゚)ンマッ!! 

 

 

 

 

部品屋からの返答はオイルポンプのシールは

やっぱり部品設定が無いと言う事。

 

 

まじか!

 

 

まさかシール使ってないのかね?

それとも土台ごとASSYになるのかし??

 

ASSY交換だとエライ事になるでよ。

おそらくオイルパンも外しになるっぽいし。

メンバーも落とさなアカンっぽいし。

色々タイヘン。工賃もえらいプラスになっちまう。

 

 

試しにプーリーを外してみたら…

 

 

うん、間違いなくオイルシールは使っているね。

 

 

 

 

見た目的にはクランクオイルシールやカムオイルシール

みたいな感じ。

ただ打ち込んであるタイプのシールだと思う。

 

 

 

なんでこのシールだけでないのだろう?

 

 

やはりASSYなのか??

 

 

再度問い合わせてみても(プーリー外してみたら

やっぱりシール使ってたよって)シール単体は出ないと

いう事。

 

 

これは困った(´・ω・`)

 

 

オイル漏れをおこして交換ではなく

予備的な交換なので

今回スルーしてもいいのだが

どうしてもオーナー様の要望により

なんとかする事に。

 

 

独自のルート(なんじゃそらw)で

色々調べた結果、実際ここのオイルシールを

交換している事例もある事を発見。

んじゃ交換できるじゃん!

 

 

もっともっと調べてみると

どおやら年式によってオイルポンプのシールが

単体で出るものもあるらしい。

 

こうなりゃ

シールメーカーに問い合わせじゃ!!

 

 

 

 

 

(まぁ色々あってですね)

 

 

っちゅー事で

 

なんとかシール単体ゲット!

 

 

 

 

いやー

今回かなり頑張って調べたよ。

タイヘンだたよ(´Д`;)

 

 

シール外したところ

 

 

 

やはり予想通り通常のシールみたいに

打ち込みのシールでした。

 

 

 

 

 

 

新品シール打ち込んで

プーリーつけてオイルポンプのオイルシールは完了。

 

 

シール交換できてヨカタよ(´∀`)

 

 

 

 

 

 

 

 

さてお次は

クランクのオイルシール交換。

 

オイルシールばっかり交換してるねw

 

 

クランクオイルシール交換

 

 

 

いきなりですが交換済みです。

 

3Sエンジンの場合、クランクプーリーがつくところは

キー(半月型)が2ヶ所あります。

 

手前のキーはクランクプーリー、

奥のキーはタイミングベルトプーリーになります。

 

 

これで全部のオイルシールが交換され

ウォータポンプも交換したので

タイミングベルトをつけていきます。

 

 

タイミングベルト装着

 

 

 

アルテッツァ3Sエンジンの場合、

オートテンショナーになります。

2つのカムプーリーの真ん中の下あたりに

アルミのブラケットが見えると思います。

それがオートテンショナーのブラケットになります。

 

テンショナープーリー(オートテンショナー)1個と

アイドラプーリー2個の構成です。

 

エンジンの真ん中を横切るように通っている

のはハーネスになります。

タイミングベルト交換の際にはこのままでも

交換はできるのですが、ちと邪魔です。

ハーネスを外す事も可能なんですが

アルテッツァも、もう古い車。

ハーネスを外す時やカプラーを外す際に

割れたり断線する可能性があるので

今回はハーネスはそのままで作業しました。

 

古い車のハーネスは脆くなっています。

外さないで出来るのであれば

なるべく触らないようにした方がベターですね。

 

 

完成d(・∀・)

 

 

 

エンジン始動させクーラントのエア抜きしている時に

ローアングルでw

 

特にオイル漏れやクーラント漏れもなく

エンジンも調子が良いです(´∀`)

 

数回のエア抜きをして完全にエアが抜けたら

完了です。

 

 

これで2回目のタイミングベルト交換が

終了し延命されました(`・∀・)ь

 

このオーナー様のメンテなら

まだまだ乗れそうですね。

 

 

 

 

今回でアルテッツァのタイミングベルト編は

終わりなんですが

もう少し色々やったのでもう少し続きます。

 

 

 

 

お楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪ 


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