皆様コンニチハ...φ(´ω`。)
なんか今日は曇ってて
ちらっと雨降ってみたり
なかなか気温が低かったり
冬が戻ってきたみたいな感じ。
最近は納車やら商談やらで
外出する機会が多く
電話がかかってきても
留守電が多くなっていて
申し訳ございません。
なんやかんやで
3月はバタバタしちゃうオイラです(´・ω・`)
トイレに篭っている時に
電話に出れないのは
勘弁してちょw
今回はアルテッツァの
マフラーブッシュ交換作業です。
車検で入庫したアルテッツァなんですが
預かった当初から、エンジンアイドルさせていると
なーんか変な音がする。
マフラーの音に混じって
不快音がします(;゜ロ゜)
マフラーのタイコあたり?
中間の腹下あたりから
「コンコンコン」とか「ギギギギ」とか
「ビリビリビリ」って
音がします。
なんじゃらほい?
なんか当たってるみたいな
音だなぁ~( ゚д゚)ン
車検でリフトアップするので
ついでにチェックしましょう。
エンジンかけたままリフトアップ
なんだろ?
燃料タンクあたりから音がします。
マフラーとのクリアランスが近いですね。
いきなり原因判明m9( ・∀・) ドーン!
マフラーのフランジの端が
燃料タンクと接触しています。
常に接触しているのではなく
エンジンの振動で触れる感じですね。
燃料タンクというか正確には燃料タンクの
遮熱板に接触している跡がありますね。
(サビているところです)
ちなみにマフラーは社外品になっています。
たしか柿本だったけな。
手でマフラーを揺すると
想像以上にマフラーが振れます。
もうブラブラ。
こりゃ接触しちゃうがな(´;ω;`)
マフラーブッシュは
恐らく一度も交換されたことのない純正だと
思われます。
若干垂れ下がっているしゴムの弾力も無くなって
いる様です。
最初はマフラーフランジの取り付けボルトを
緩め、フランジ取り付け位置をずらして
タンクとのクリアランスを確保しようとしましたが
アルテッツァの場合、マフラーのフランジが
よくあるフランジではなく半球体のガスケットを
使っているフランジ形状のため、
ずらす事ができません。
(所謂ホンダフランジと同じです)
簡単にいうとつくところにしかつかない
フランジです。
なのでクリアランスの確保が難しいので
マフラーを振れない様にしなければ
なりません。
となると
マフラーブッシュのゴム強度が高い
社外の強化ブッシュに交換します。
アツテッツァの場合、マフラーブッシュは
全部で5個使用しております。
中間パイプ部分の3ヶ所、リア部分に2個です。
ブッシュ形状は通常のものです。
よくあるブッシュ形状です。
いかしたブルーな色ですが
色がついているからって固い訳ではありません。
ゴム自体の材質が固いゴム材質を使って
いるのです。
場合によりリアだけ強化、中間だけ強化にすると
いったケースもありますが
今回はマフラー全体の振れを抑えるので
全て交換します。
早速交換していきます。
アツテッツァのマフラーブッシュで
一番問題になるのがこれ
↓
リアマフラーハンガー
これはリアマフラーのタイコを吊っているところの
ブッシュになります。
ちょうどリアバンパーの裏あたりですかね。
画像では単体になっておりますが
ブラケットがボディにナットで固定されております。
ナットを外せば画像の様に単体になります。
じゃあ
ブッシュ交換するのはブラケットから
ブッシュを外して交換すればいいんじゃね??
って思うでそ?
このブラケットのブッシュ取り付け部は
ちと面倒なんです。
ブッシュ取り付け部
ブッシュの吊っているロッドがブラケットに
カシメて取り付けられております。
(四角くなっているところ)
なのでこのカシメを起こして
ロッドを抜かなければなりません。
抜けました。
カシメ部をマイナスやプライヤーなどで
起こしてロッドをスライドさせて
ブッシュを抜きます。
カシメは意外と柔らかかったです。
通常なら
これでブッシュを強化品に交換して
カシメなおせばいいのですが
再カシメをすると今までのカシメの
強度はでません。
要は今までのカシメの強度が弱くなっちまうって
事です。
ましてロッドのカシメ(金属)を曲げたりするので
強度も落ちるし、うまく曲がらないし
表面処理してあるメッキ?みたいなのが
剥がれるしね。
少しでもカシメにガタがあったりすると
振動とかでサビも出ちゃうだろうし
最悪カシメが動いて
脱落しちゃう恐れがあります。
なので当店は
再カシメをするのではなく画像の様に
ロッド部を抜いて破棄してボルトでブッシュを
装着します。
使用するボルト類はもちろんステンです。
強度的にもバッチリです。
もちろんブッシュの穴にはカラーを
挿入してありますのでボルトを締めても
ブッシュを潰す事もありません。
マフラーの振動って想像以上に
振れます。
こういったところはしっかりとした
部品をチョイスしましょう。
装着
ブッシュ全て交換しました。
車検時に下回りをシャーシーブラック塗ったので
ビカビカですね(´∀`)
当店で下回りペイントの場合、
車高調やマフラーなどはマスキングして
塗装しますので作業的には大変なんですが
仕上がりはとても美しくなります。
クリアランス
このブッシュ対策だけではないんですが
もう少し対策をしてクリアランス確保してあります。
(それは企業秘密ですわw)
エンジン始動してチェックしたところ
接触はしておりません。
ビビリ音や接触音も消えて
美しい排気音になりました。
やっぱりマフラーから出る排気音は
美しくないとね!
これにてアルテッツァ編は終わりです。
世にあるアルテッツァのほとんどが
距離も増えてきて年式も古くなってきていますね。
街中でも
あまり見かけなくなりました。
メンテ&修理で
末永く大事に乗って欲しいものです。
今回は遠方からのご依頼
ヾ(*´∪`*)oc<【。゚・+:.・ァリガトゥゴザィマシタ・.:+・゚。】ヽ(*´∪`*)ノ"
またのご依頼
お待ちしております。
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪