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Channel: ナルズ工場長の出来事
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HCR32 スカイライン バッテリー移設

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皆様(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪

 

 

 

今日は風が強く

工場のなかがゴミだらけに

なってしまいまいした。

 

工場内を掃除機かけてると

ゴミに交じって桜の花びらが多数。

 

なんか春やね~( ^ω^ )

 

なーんて思ってたら

午後から更に風が強くなり

工場内の置いたあった部品は吹っ飛んでいくし

外のバケツはものすごい速度で

転がっていくわでエライ事ですわ…

 

仕事より片付けの方が大変だった

オイラです(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はHCR32スカイラインの

バッテリー移設作業です。

 

 

本来HCR32のバッテリー搭載位置は

極々一般的なエンジンルームの右前にあります。

 

これを移動してしまおうって事です。

 

このHCR32のオーナー様は使用は

サーキット走行がメイン。

 

基本的に重量物はフロントタイヤより前にあると

挙動に変化がでます。

ましてHCR32は重い6気筒エンジンを積んでいるので

動き方がフロントヘビーな感じになる訳です。

 

この時代では優秀なマルチリンクがフロントの足に

なっているので、そこまで足回りに不満が出る事も

ないのですが、それは街乗りのお話。

サーキット走行をすると、そんなネガな動きが

躊躇に出てしまいます。

 

フロントの重量物っていったら外装以外は

主にヘッドライトやバッテリー。

ヘッドライトも純正だとプロジェクターの

ガラスヘッドライトで重いライトになります。

これをN1ライトに変えると軽くなります。

 

 

が、所詮元々あるヘッドライトを軽い物に

チェンジしても効果は期待できる程のものでは

ありません。

ボンネットをFRPやカーボンにすると

けっこう軽くできるけどね。

 

この車両は既にボンネットはR用のアルミで

フェンダーはFRPになってます。

 

まさかヘッドライトの搭載位置を動かす訳にも

いかないので安易に移動できるバッテリーを

移動しちゃおうってすんぽーですわ。

 

よく勘違いされる方がいらっしゃるのですが

今回のバッテリー移設は

あくまでも挙動の安定のため。

決して軽量化のためではありません。

 

むしろ延長するケーブル等の重量で

重くなってると思います。

 

軽量化のためにバッテリー移設する方法も

あるのですがそれはまた意味合いが

変わってきますね。

 

 

とりまフロントにある重いバッテリーを

移設するだけでもハードブレーキング時や

高速コーナーを旋回中の動きなど

体感できる程の効果があると思います。

 

 

 

 

 

 

 

では早速作業を進めていきましょ。

 

 

ケーブル

 

 

よくネットやDIYでバッテリー移設する方で

聞くのがケーブルをオーディオ用のケーブルを

使ったりバッテリージャンプケーブルを使ったり

しますね。

それもダメって訳でもないのですが

バッテリーが一番負荷がかかるのがエンジン始動時。

要はセル回してる時なんです。

 

あれって想像以上の電圧かけてるんですよ。

 

あとはバッテリーから電気を供給したり

オルタからの発生電力をバッテリーに蓄積したり

するので信頼できる製品で容量より少し太めな

(スクエア)ケーブルでないといけません。

 

あんまり極端に太くても重量増になりますが

ここのケーブルはオーバーキャパくらいが

いいですね。

 

当店はどんなケーブルを使うかは

企業秘密ですが船舶用のケーブルを使用しております。

 

オーディオ用のケーブルなんかは

太くみえても中身の銅線は意外に細かったりするのです。

(どうしてもオーディオ用を使うならこの辺をチェックしましょう)

 

 

船舶用のケーブルでも元々延長用なので

中身の銅線もガッツリ太いのです。

 

 

なかなか手に入りづらいですが

この辺は当店では妥協しません。

 

ここのケーブルを何を使うかによって

エンジン始動のセルの周り方が違います。

 

 

 

余談ですが

当店のお客様でDIYでバッテリー移設して

ケーブルをバッテリージャンプ用を使ったら

燃えました。

 

すぐに気づいたので

内装が少し焦げ付いた程度で済みましたが

下手すりゃ、いや下手しなくても

車両火災になります。

 

 

 

 

ケーブルも適当に通したり

きちんと保護剤を巻いてないとケーブルが動いたり

何かに接触して被膜が破れたりしてショートし

火が出るパターンもあります。

 

 

 

 

 

ケーブル装着

 

 

 

エンジンルームから室内にケーブルを仮で

はわせ長さをチェックします。

 

リアシートの左側の足元にチラッと見えるのが

バッテリーボックスです。

 

今回はオーナー様の要望でリアシートは

そのままで、尚且つ助手席のシートは

十分に使えるようにといった要望なので

ここに決めました。

 

 

 

 

ベース作り

 

 

ボックスを搭載する位置が決まったら

その場所のアンダーコートを剥がします。

 

なぜここの場所にしたの?って思う方も

いらっしゃると思います。

 

トランク内でもいいんじゃないの?とか

運転席側じゃダメなの?って思う方もいると

思います。

 

まぁ机上の話になりますが

R32型のスカイラインの構造は

リアタンク方式をとっています。

要は燃料タンクが一番後ろって事ね。

トランクのスペアタイヤ入れておく真下あたりに

燃料タンクがあるって訳ですわ。

 

先ほどもチラッと出てきましたが

重量物はタイヤより先にあるとダメって

ありましたが、これはフロントに限っての話ではなく

リアも同じなのです。

 

FR車ベースですとリアのトラクションがキモに

なってきます。

重量物が後ろにあるのがトラクションの要因に

なるのですが後ろ過ぎはダメです。

 

基本重量物はホイールベース内に

収めるのが基本です。

 

運転手はもちろん重い物は室内にってね。

マスの集中です。

 

今回のバッテリー移設も

主にこれが狙いです。

 

 

スカイラインで言うとR32はリアタンク。

R33からは中央タンク(リアシート下あたり)

シルビアで言うとS13はリアタンク。

S14からは中央タンク。

 

どっちがフレームの性能がいいか、

どっちがトラクションがかかるって言ったら

言うまでもないと思います。

 

トランク内の何処に置くかにもよりますが

元々重量物のタンクがあるのに

リアの重量を増やしても意味がないので

今回は室内に移設する方法をチョイスしました。

 

バッテリー設置位置は

本当はリアーシートを取り外して

ちょうどリアシートの左の座面下あたりが

ベストなんですが

リアシートを外したくないと言う要望なので

この位置となりました。

 

 

 

ちょいとタック位置の話が出たので補足。

 

このタンク搭載位置によっても

フレーム強度や設計の時期もあって

よく言われるのが「32前、32後」

 

R32より前に作られた物や同時期に作られた物は

32前。

R32より後に作られた物は32後って言うんです。

 

R32を境にフレームは変化、改善されていったって

事なんですね。

 

この辺りの話は某漫画で紹介されているので

けっこうみんな知ってると思います。

 

オイラは競技系の鈑金屋(ボディ屋ですね)に

以前教えてもらいました。

 

このフレームやプラットフォームの話は

ちと色々複雑でいろんな意味合いもありますので

興味がある方は調べてみてください。

 

今回は長くなっちゃうんでこの辺で割愛します。

 

さらに余談の余談ですが

タンクがリア搭載なのにコーナリングマシンって

言われてるのがFD3S。

世代的には32後になりそうですが微妙ですね。

だから一概にタンク位置がリアだからダメって

訳でもないかも知れません。

 

でもFDの純正タンクを取っ払って

リアのストラット間のあたりに安タン積むと

えらいトラクションがかかるって聞いた事も

あるし。

 

オイラにはよーわからんww

 

 

 

 

 

 

 

 

バッテリーボックスを取り付けるのに

アンダーコートを剥がし床の凸凹をハンマリングし

平らに仕上げていきます。

 

 

 

こんな感じ

 

 

 

ここのパネルの板厚が薄いので

簡単に平らに出来ると思ってたら意外と大変。

キレイに平らに仕上げるのに苦労しました。

 

穴は元々空いていた穴です。

メクラキャップがついていたところです。

 

ここをエア抜きの穴に利用します。

 

 

 

仮付け

 

 

 

ボックスを使用しない設置法もありますが

しっかりとしたボックスを使用していないと

バッテリー移設、特に室内の場合は

車検に通りません。

 

サーキット専用車ですが車検もあって

ナンバー付き車両なので

今回は専用のボックスを使用しました。

アルミ製で蓋は開口するタイプです。

 

ボックスを設置しても蓋が空かなくては

意味がないので設置位置には

慎重になります。

 

使用するバッテリーはシールドタイプが

良いのですがシールドバッテリーでも

エア抜きを設置した方がいいので

特にどんなタイプでも大丈夫かと思います。

 

今回はパナのバッテリーでカオスを使用しました。

個人的にはあまり好きではない

バッテリーなんですがね。カオスは安い方のはダメです。

高いグレードの方なら抜群に良いですね。

マジで高いけどww

 

 

 

固定

 

 

 

バッテリーボックスを固定し汎用の部品を

使い固定、絶縁します。

主にサーキット使用のスカイラインなので

普段は特に乗りません。

バッテリー上がり防止の為にマイナスキルスイッチを

追加設置しました。

 

 

 

 

ギリだわー

 

 

 

 

設置位置は本当にギリギリです。

 

何度もシートを付けたり外したりして

クリアランスを見ます。

 

エンジンルームから引っ張ってきたケーブルも

保護剤を巻き干渉の無い場所を通して設置します。

 

 

シートなどを戻して完成です(*^^)v

 

試しにエンジン始動してみましたが

純正位置にバッテリーがあった時と

全く同じセルの回数でエンジンが始動します。

 

変わりないエンジン始動は

バッテリーが新品になった事もありますが

ケーブルのお陰だと思います。

 

 

 

 

 

すっきりんこ

 

 

バッテリーがあったところはスッキリしました。

 

バッテリーの手前にあったオイルキャッチタンクが

バッテリーが無くなってしまったので

振動を拾うようになってしまいました。

なので振れ対策をしておきました。

 

 

 

 

パカっとね

 

 

 

シートがあっても

ばっちりボックスを開閉できます。

 

う~~ん、とってもスマートw

 

ケーブルも無駄に長くしても効率が悪くなるだけだし

重量もかさばるので必要最低限の長さにしてあります。

(少し余裕もってるけどね)

 

 

 

これで挙動が安定し

楽しいサーキットライフが堪能できれば幸いです。

 

 

それこそサーキット走行やスポーツ走行を

目的としなければバッテリー移設は

おすすめしません。

リスクが増えるだけだけですから。

 

逆を言うと

サーキット走行やスポーツ走行にとっては

とても有利になります。

 

 

 

今回は遠方からのご依頼

(人''▽`)ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪


DA17V エヴリィ 新車クレーム作業

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皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆

 

 

 

最近また寒くなったり暑くなったりですね。

それも極端に。

 

お陰で少し風邪気味で

薬が効いてる時は眠くて

切れてる時はぼーっとしちゃってる

オイラです(´・ω・`)

 

夜ちょっと冷えるなーって暖房つけると

その場で寝ちゃうのがダメなんだろう。

 

来週あたりから夏日になるそうな。

 

ほんと極端ね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はエヴリィの

新車クレーム作業です。

 

 

DA17V  エヴリィバン

 

 

 

今現在(平成30年4月)でもまだ現行型のDA17です。

 

前モデルの64系に比べ

あんま変化が無いので、あれ?フルモデルじゃなくて

マイナーじゃね?って思われるエヴリィです。

 

外見はほとんど変化が無いのですが

(一応ライトとか色々形状が変わってる)

主に変わったのが搭載エンジンがK6からROに

なったのが大きな変化です。

 

っていっても車に詳しくなければ気づかない

レベル。どっちもタイミングチェーン式エンジンだし。

エンジン特性も同じようなもんだしね。

 

 

 

 

んで今回のクレーム作業の事なんですが

よく聞くリコールとは違います。

 

リコールはメーカー側から発信され無償交換される

作業ですが

クレームはユーザー側から発信され無償交換される

作業となります。

 

保障期間中に何か不具合などがあった場合、

無償て交換しましょうって事です。

 

当店が何か作業に不備があっての

クレームじゃありませんからね。

間違えないようにねw

 

 

 

なんのクレームって言うと

この画像のエヴリィ、当店で新車を購入してもらった

車両。

 

そのエヴリィが新車納車後3日後に雨が

降って走行したらライトが曇ってしまったという事。

 

わかるかな?

 

 

 

左のヘッドライトの内部に

結露みたいに水滴があります。

 

ウインカーの球のあたりです。

 

 

 

アップ

 

 

けっこう水滴があるでそ?

 

お客さんは雨のなか30分程度走行しただけだ

そうです。

 

最初はライト裏の球がつくところのゴムパッキンが

外れているかなんかだと思って

確認したけど問題なさそう。

 

中の水滴をエアーで飛ばし乾燥させて

様子を見ましたが

その3日後あたりにまた雨が降ったので

試しに雨天走行してもらったら

また曇っちゃった。

 

しかもまた左だけ。

 

おそらくライトのレンズのシーリングが

しっかりとしていないと思われます。

 

これはライト自体の不具合ですので

新車から僅か3日ですので

当然クレームの対象となります。

 

当店で新車を買われた車両に関しては

こういったクレームなどは責任もってメーカーと

交渉してきちんと対応いたしますので

ご安心を。

 

 

 

 

今回はクレームで左ヘッドライトを

交換します。

もちろん新品交換です。

 

 

 

 

 

 

交換はフロントバンパーを外して交換します。

 

DA17Vのフロントバンパーは簡単に外れます。

 

 

 

新品ライト

 

 

 

新車から全然経ってない車なので

また外したライトも真新しいので

なんか交換しているって感じがしないですね。

 

 

 

取り付けボルト

 

 

 

ネジロック剤が塗ってありますので注意です。

再利用しますので取り付ける時にまたロック剤を

塗り装着します。

 

 

 

 

ライトの外側、フロントフェンダーとの接触するところに

スポンジがあります。

これはライトを注文しても付属してこないので

移植します。

今回は車が新しいのでスポンジが全然しっかりと

していたので再利用しましたが古くなってきた車両は

交換した方がいいでしょう。

 

このスポンジをつけ忘れるとライトの端とフェンダーが

接触してしまうので必ずつけましょう。

 

 

 

 

クレーム対象はライト本体ですので

球などは移植します。

 

 

 

 

完成('◇')ゞ

 

 

 

 

あとはライト戻してバンパー戻せば作業終了です。

 

この後ライト光軸調整しました。

 

洗車ついでに水をかけてみたりして

様子を見ましたが大丈夫そうです。

 

その後はオーナー様に実際乗って使ってもらい

様子を見ましょう。

 

交換後2週間程度乗ってもらいました。

その間、雨の日も数日ありましたが

曇りはありません。

 

なので

やっぱりライト自体のシーリングの問題で

水分が侵入していた様です。

 

 

 

 

 

 

これにてクレーム作業終わり!って

なるはずでしたが…

 

 

 

 

新車を買うと初回無料点検ってのが

ついてきます。

大体どのメーカーでも初回は

1ヶ月経過か1,000㎞走行のどちらか。

 

 

 

当店で新車を購入してくれた方への

特典で初回点検時にオイル交換と

エレメント交換をサービスとさせていただいて

おります。

 

 

 

もちろん

このクレーム作業した

エヴリィも初回点検をやる訳で。

 

 

その初回点検の時の事…

 

 

オイル交換してエレメントを外そうとしたら

途中まで外れてきたけど

そっからめっちゃ固い。

ネジが何かに噛みこんでいるみたい。

 

 

なんでだろ??

 

 

もちろん新車から初めてのオイル交換なので

誰も触ってないはず。

 

 

ネジ山の状態も外してみない事には

わかりません。

 

 

なんとか無理やり外してみました。

 

 

 

いんや~~固かったぜ。

 

 

ピンぼけっててスマソ

 

 

画像がオイルエレメントを外してあるところです。

 

よーくみるとエレメントのつくボスのネジ山に

バリみたいのがありました。

 

 

 

わかる??

 

 

写真だと

わかりづらいですね。

 

ネジ山の真ん中あたりにバリみたいなのが

あるのわかります?

 

手でネジ山をなぞってみると

もろにバリがあるのがわかります。

 

でも

これって最初にエレメント付けるときに

わかるんじゃないの??

かなり固かったはず。

 

そのまま付けちゃうって事あんの??

 

 

兎に角

これも新車納車後約800㎞走行なので

クレームのなって

オイル、エレメント、エレメントボスネジは

クレーム作業として新品に交換しました。

 

 

当店も

こんなクレームなんて初めてです。

 

オイルエレメントなんて

これから乗っていくなかで何回も交換するだろうに。

 

そんな重要なところに不具合あったなんて

ちょっとビックリですわ。

 

 

これが中古車などでみつかった場合は

年式や走行距離によってクレームになるか

ならないかになってきます。

新車ならこういったケースはほぼクレームに

なりますので当店では点検時にしっかりと

隅々まで見る様にしております。

 

信じたくはありませんが新車売るだけ売って

クレームはなんだかんだで胡麻化されて

やってくれなかったりする店舗もあるそうです。

 

全く聞く耳を持たない店舗も存在するそうです。

 

 

 

それはアカンでそ。

 

 

 

新車だから平気!ってのもありますが

今回のように新車でも

このような不具合があるって事も

覚えておいてください。

 

今回立て続けに2回もクレーム対象があるのは

かなりのレアケースですが

こういった部品の不具合によるクレームって

けっこうあるのです。

 

 

 

 

今、若者なんてネットで車を買う方も

増えてきたとか。

 

そんなのも時代なのかも知れませんが

新車購入は信頼できる店にて購入しましょう。

 

 

新車、中古車購入は

ぜひ当店をお願いします( *´艸`)

 

 

また当店で買われた車じゃなくても

クレーム作業やリコール作業も受け付けております。

 

お気軽に

ご相談下さいまし。

 

 

 

 

 

 

そろそろゴールデンウィークですね。

 

もう少ししたら予定をブログにて

発表しますので

しばしお待ちを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

2018ゴールデンウィークの休業予定

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皆様~~-v(* ̄・ ̄)。。o(コ)(ン)(ニ)(チ)(ワ)~

 

 

 

忙しい日々が続いております。

 

睡眠不足からか

かなり前にひいた風邪を今だ引きずり

体調が今一つなオイラです(´・ω・`)

 

 

体調管理も仕事のうちなんて

よく言ったもんだ。

 

せめて今日から

ちゃんとベットで寝る様にしようw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よーやく今年のゴールデンウィークの予定が

たちましたのでご報告です。

 

今年はけっこう長く休みをとる会社が多い

みたいですね。

 

2018GW休業日

 

5月3日(木) 4日(金) 5日(土) 6日(日)

 

7日から営業しております。

 

お客様及び関係者様、業者様、

この様な予定となっております。

よろしくお願いします。

 

※予定は変更になる事がございます。

 

 

 

なんだよ?毎年ナルズはGWの休みって

そんなにとらないだろ??ってお思いの

常連さんもいらっしゃると思います。

 

当初その予定だったのですが

あれよあれよとプライベートの予定も入り

やらなきゃいけない事もできて

もう連休になっちゃうけど

しょーがねーや!って始末でございます。

 

こんなにGWに連休とるの

開店してから初めての事ですわ。

 

ここ最近忙しくて

ロクに休んでないからいい機会かもしれんな。

 

 

もしかしたら4日とか5日とか

会社に出てるかもしれんし、

こんなにたくさんの連休とったの初めてなんで

まだはっきりと予定がたってないですわ。

 

 

 

とりま会社閉めてても

中にいるかもしれないし近くにいるかもしれないので

もし急用があったら連絡ください。

 

 

連休とったからって

何処か出かける訳でもねーし

予定が空いたら家でダラダラしてるかもしれんし。

 

それもたまにはイイナーw

 

 

 

でも楽ばっかしても

儲からないしねwwwww

 

 

休んでるけど

金が入ってくる仕事とかほんと夢。

だけどなったらクズ人間になりそーだわ。

 

 

 

 

 

 

久しぶりの連休、

ちとリフレッシュしますわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

モンスター襲来

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皆様(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)

 

 

 

 

世間ではGWに突入しましたね。

何時にもまして忙しい日々を送っております。

 

連日天気が良いので

みんなお出かけするんでしょうね。

道がゲキ混みです。

 

こういう時に限って納車、引き取りがある訳で。

ガッツリ渋滞にハマり

普段20分で行けるところが、なんと倍の40分かかるっていうね。

 

そんな渋滞にハマってる時に乗ってる引き取り車は

漢のエアコンレス車!

こんな時期に脱水症状になりかけたオイラです(´・ω・`)

 

窓あけても熱風しか入ってこねーww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の内容は

当店始まって以来、

初めて起こった事であります。

 

【!注意!】

今回は車関係の内容ではありません。

 

 

 

 

 

TVとかでしか見たことない事例が

まさか自分に降りかかってくるとは…

 

 

 

兎に角、

とんでもねー経験をしました('Д')

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは事の経緯を………

 

 

 

 

 

事が起こったのは

GW突入間近の4月24日の事。

 

 

 

 

いつものように出社し

事務所のシャッターを開けようとした時…

 

 

 

 

 

 

 

なんか事務所のなかから音がする。

 

 

 

事務所の奥にあるトイレあたりから

バタンバタンする音が!

 

 

 

 

もしかしたら昨日帰る時に

トイレの窓を閉め忘れて鳥がなんか

入っちゃったかな?

それがトイレのなかで暴れて壁にぶつかってる音かな??

 

って思っていざ事務所に侵入すると

その音に変化が!

 

 

 

今までの音は

バタンバタン!って感じの音が

カカカカカ!!といった

金属音の連続する音になった!

 

 

 

えーもしかしたら

トイレの窓から侵入した曲者が出れなくて

試行錯誤してるのかもしれん。

 

 

 

 

そーっと音を立てずに近づいてみると

金属音がもっと高音になり音が小さくなった。

 

 

 

えーーなにこれ??

 

 

 

マジで誰かおるの??

 

 

 

当店ではセキュリティばっちりなんで

油断してたけど絶対はないもんね。

 

 

テンパってはいけないと自分を落ち着かせ

事務所のオイラの机の横にかかっている

孫の手を取り武器にしてドキドキしながら

トイレに近づいてみた。

※孫の手を武器にするあたり、既にテンパっているのであるww

 

 

 

 

恐怖と好奇心のはざまで

ドッキドキですわ。

 

 

 

まーでも音の大きさ的に人間じゃねーだろーな。

って余裕もあったのかもしれん。

 

 

 

いざ覚悟を決めてトイレのドアを開けてみたら

 

 

 

なんにもいない…

 

 

 

おっかしーな。確かに音してたのに

トイレのなかに入ってみると音が止んだ。

トイレの外も確認したけどなんにもなってない。

てかトイレの窓はキッチリ閉まっていた。

 

 

 

 

謎である。

 

 

 

 

なんだろ?

 

気のせいではないけど問題ないのカナー?

って工場のシャッターを開けるべく

工場内に入ったら…

 

 

 

おや??

 

 

 

なんか荒らされてる!!

 

夕方あたりに猫とかが入っちゃって

そのままシャッター閉められて閉じ込められたのか?

 

 

それにしても暴れたなーー。

 

 

棚の物とかは散乱してるし

しまってあったノボリ旗がぐちゃぐちゃ。

 

 

さっきの音も

どこかに入り込んだ猫の仕業なのかな??

 

 

 

それにしても猫ってここまでやるか?

 

 

 

 

 

とりま

主電を入れるべく配電盤に向かうと

ものすごい光景があった。

 

 

 

なにこれーーー!

 

 

 

 

もう使ってない寝板がビッリビリ!

 

 

 

なんじゃこりゃーー!

 

 

 

 

 

こんなんだよ

 

 

 

スポンジ掃除したらこんなん。

表皮のビニールはすごい裂けてる。

 

 

 

 

 

 

 

辺りを見渡してみると…

 

うそーーん

 

 

 

 

 

工場内で使っていた椅子の背もたれ部分が

ビッリビリ!!

 

 

こりゃ

猫じゃねーな。

なにかケモノだな。

 

イタチか? タヌキか?

最近増えたハクビシンか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に更に

よーく観察してみると

 

 

さっきの画像から寝板を撤去したところ

 

 

よーく観察してみると寝板のスポンジ以外にも

断熱材のグラスウールの綿みたいのがある。

スポンジかと思って掃除してたら

なんかチクチクするなーと思ったら

これグラスウールだ。みたいな。

 

寝板の表皮も細かく裂かれてるね。

 

まじでこんなんするの誰の仕業?

 

 

 

 

 

 

 

 

もっと広範囲に工場内を調べてみると…

 

毛が落ちてた

 

 

 

茶色だ。

なんだろう。

確実に猫の線は消えたな。

 

 

 

 

んで

掃除するのにチクチクするんで

これは掃除機で掃除しようと配電盤の主電を

入れたら…

 

 

ババン!!

 

 

 

という音と火花と共に主電入れた瞬間に

ブレーカーが落ちた。

 

これは大ごとだぞ!!!

 

 

これはいかんと言う事で

素人は手を出しては危険なんで

電機屋さんに電話。

 

来るのが30分くらいかかるという事なので

その間にホウキで掃除でもしていようとして

配電盤の周りのグラスウールを取ろうとした瞬間!!

 

 

配電盤の裏から

「グルルルルルルル!!」

 

なんかケモノが威嚇する声あんじゃん?

アニメとかでもよくやるじゃん?

 

あんなんがするんですよーー!!

 

 

超こえーーーー!!!Σ(゚д゚;)

 

 

((;゜Д゜)ガクガクブルブル

 

 

配電盤の横に隙間があり

そこから声がする。

 

てかそこが一番グラスウールが積もってる。

 

 

棒とかでガンガンやって

壁とかガンガン叩いておっぱらったつもり。

 

姿がみえてないから

何処か奥の方か屋根の方に逃げたっぽい。

 

てか何処から出ていってくれ。

 

 

 

暫くして

電気屋さん到着。

 

なんの動物か知りたかったから親父も召喚。

 

電気屋さんにチェックしてもらったら問題無し。

ヨカタよーー。

 

でもブレーカー落ちたのはなんでだろ?と調べていると

一か所コンセントに刺さっているコードが

かじられている。

 

おそらく主電入れたら露出していたコードが

金属に接触して切れたのだろう。

 

電気屋さんも問題無し。様子見てくれと言う感じ。

 

 

 

電気屋さんが帰ったあとも

電線から配電盤に入ってる壁のなかの配線が

かじられてないか不安だったんで

配電盤の横の木の蓋を開けてみることに。

 

 

 

これだけ外で騒いでるし

電気屋さん来た時も色々やったから

もう絶対いねーだろって思って蓋を開けていた途中に

 

「ココココココッ!!」

 

 

あれ?まだいるじゃん!!

 

 

しかも蓋が上手く外れなくて手こずり

なんとかナナメに蓋を開けてみたけど

覗ける角度ではない。

 

 

しょうがないから

隙間にスマホ突っ込んでカメラで

撮影してみた。

 

 

 

 

 

 

お??

 

 

 

 

おおおおお????

 

 

 

 

なんかイルーー!!(゜Д゜;≡;゜д゜)

 

 

てかデケーーーwwww

 

 

 

これは困った。

 

親父にも見せたけど

なんだろうな?って感じ。

 

 

 

とりまこのままにできないし

何より怖ええし

とっ捕まえようと!

 

 

親父と2人、格闘する事

2時間余りッッッッッ!!

 

 

とっ捕まえだぜ!!

 

 

 

 

かなり手こずった。

たまたま逃げ込んだところがドン詰まりで

まわりが鉄骨ってのが良かった。

普通逃げられてるもん。

 

ステンの針金で輪を作り首に引っかけて引っ張ってみたけど

全然びくともしない。

思いっきり引っ張って失神させようと10分引っ張っても

何ともない。

親父と2人でフルパワーで引っ張ってもピクリともしない。

 

このままだと針金が切れるという事で

追加で太目のロープで輪をつくり首にかけ

針金とロープのダブルで引っ張ってやっと出た。

 

簡単に書いてるけど

針金も簡単にかけさせてくれないし

ロープをかけるときなんか手でのけるしね。

最初引っ張ってもビクともしないから

竹のぶっとい棒でぶったたいて失神させようと

眉間に30発以上入れたけど

ケロッとしてる。

もうフルパワーで竹の棒を打ち込んだよ。

 

牙突ばりにw

 

 

 

力が弱ったから効いたのか?と思って

引っ張ったらまだまだパワフル。

死んだふりしやがったよ。

狸寝入りってやつですね。

 

 

 

 

兎に角

大変だった!!

 

 

大捕り物だったぜ!!

 
 
 
 
気になる
このケモノはなんだい?って事ですよね。
 
 
 
オイラ、捕まえた直後にすぐggったよ。
 
 
 
 
すぐわかった。
 
 
アナグマだった!!
※いわゆるムジナってやつですね。
 
 

 

 
 
 
 
確かに田舎なんでアナグマは知ってる。
 
実家の近所にもたまーに見る。
 
でもよく見るのは30cmも満たないサイズ。
 
捕まえたのは50cmはゆうにある。
60~70くらいありそうだ。
ぷっくりと太っていて餌食いまくってる感じ。
 
捕まえてるゲージが長さ90cmあるんで
大きさが想像できるだろう。
 
 
 
いくら田舎でも国道に面してる工場だし
こんなサイズが近くにいるなんて衝撃。
 
あと野生動物ってパワーはんぱない。
 
 
オイラが会社に来た時にしてた音は
逃げようとして壁のなかの鉄骨のチャンネルを
叩いていた音なんだな。
あとココココココッ!って音は泣き声だった。
youtubeで調べちゃったよw
 
散乱していたグラスウールは
侵入した壁のなかのグラスウールを
出したんだな。
 
 
謎が解けてスッキリw
 
 
幸いだったのが工場内にあった車は無傷。
偶然オイラの車しかなかったけど
なんともなくてヨカタよ。
 
足元のマットとか干しっぱなしだったけど
なんともなかった。
 
 
 
 
 
いんや~~
こんな事ってあるんですね。
 
 
 
 
 
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

XSR900 クランクケース・クラッチケース交換

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皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆

 

 

 

GWはいかがでしたか?

予報では天気悪いとなってましたが

実際はけっこう良い天気が続き行楽日和。

 

こりゃ道混むなーと覚悟して出かけましたが

意外とすいてた。

 

でも対向車線はけっこう混み混み。

ナンバーもほとんどが県外。

 

タイミングがよかったんだね。

 

こんなところに無駄に運を

使ってしまうオイラです(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はXSR900の

クランクケース・クラッチケース

交換作業です。

 

 

YAMAHA XSR900

 

 

 

クランクケース交換っていっても

クランクケースのカバーのガスケットを交換するのです。

 

 

 

 

ここね。

 

 

クランクケースのカバーに更にガードがついています。

そのガードを取り付ける時にミスったのか

ボルトを再締める時にトルクをミスったのか

オイルが滲んでおります。

 

 

 

さらに…

 

削れてるでそ

 

 

 

 

クランクケースっていうかクラッチケースの下側が

削れてオイル滲んじゃってます。

 

オーナーが新車購入してすぐに軽くコケてしまい

ケースに傷がついてしまったらしい。

 

その傷があるところがちょうどケースの肉厚が薄い

ところだったらしくオイルがちっと滲んできた。

 

そらまだ買ったばかりじゃ気になるおね。

 

 

 

今まではパテでなんとかごまかしていたけど

気になって交換しちゃおうって事です。

 

 

 

 

なので

クランクケースはガスケット交換、

クラッチケースはケース交換をします。

 

 

 

 

 

 

まずはこっちから

 

 

パカっとね

 

 

 

簡単そうに見えて

意外と面倒。

サブタンクを外してからクランクケースのカバーを外す感じです。

外したら古いガスケットを剥がしお掃除。

さらにオイルストーンで軽く面出ししておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて次はクラッチケースの取り外しです。

 

 

このXSR900の

クラッチはワイヤー式を採用しております。

 

 

なので

クラッチケースのところにクラッチレバーなどの

リンクがある訳です。

 

そこを先にバラしてケースを外します。

 

クラッチリンク

 

 

 

ケースを交換しますが

このクラッチのレバーなどは移植します。

レバーの角度やスプリングの向きを覚えておきましょう。

ちなみにオイラは組む時にあれ?どっちだっけ?とならないように

こういった忘れそうなところは画像にしておきます。

 

 

 

 

こっちもパカっとね

 

 

 

なかに見えるのがクラッチです。

いわゆる湿式ってやつですね。

 

バイク乗らない方はわからないと思いますが

車でいうと機械式のデフのプレートみたいなもんです。

何枚かのプレートがオイルに浸かっており

くっついたりはなれたりしてるのです。

 

ちなみに乾式クラッチのバイクも存在します。

 

 

外したケースの裏側にあるカバーなども移植します。

 

 

 

 

移植する際にオイルシール、ベアリング、スナップリングなどは

新品交換します。

 

 

 

 

 

移植完了

 

 

 

レバーなどの移植が完了しました。

 

クリアランスとかシビアなんで組むのに神経を

使います。

けっこう小さくモロいベアリングなんで無理に

叩きこんじゃうと壊れてしまいます。

ゆっくり丁寧にまっすぐ打ち込みます。

 

 

 

 

 

 

とりまクラッチケースを組付けます。

 

こちらもケースのガスケットを剥がしてキレイに清掃し

オイルストーンで面出ししてから

新しいガスケットを組み込みます。

 

カバーと一緒に削れちゃったボルトも

新品交換しました。

 

 

 

 

完成

 

 

 

クランクケースのカバーも取り付けて

オイルを入れて漏れがなければ完成です。

 

クランクケースのカバーのガードですが

この青いアルミのベースの上に黒い樹脂のものが

ついていたのですが

精度が悪いのか取り付けの際にできた癖みたいので

変形していたので

今回はベースのアルミ部分のみにしました。

樹脂の潰れによってボルトの締め具合が

変化しちゃうから漏れの心配があったんでね。

 

まぁオーナーがイラね!って言ってたので

モウマンタイw

 

 

試乗してもらい

クラッチの遊びを調整して完了となります。

 

 

オイル漏れは

ばっちり治りました(*^^)v

 

 

バイクってエンジン剥き出しだから

オイル漏れとかあるとすんげー気になるおね。

 

それが治ったんで気分も良いでしょう( ^ω^ )

 

 

 

 

 

 

またツーリングがてら

遊びに来てくださいまし。

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

DA64V エヴリィ ブレーキマスター交換

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皆様(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)

 

 

 

こないだまでの寒い日が

嘘のように夏日ですな!!

 

ようやく呪いのように続いていた

花粉症も落ち着き快適な日々が

やってまいりました。

 

この時期は朝もバキーン!と目覚め、

夜もグッスリ状態。

 

すこぶる絶好調でゴキゲンだぜ!

 

それと比例して晩酌の量が

倍どころではなくなってきて酒代もバカに

ならなくなってきたオイラです(´・ω・`)

 

 

禁酒したら

負けかと思ってる…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はDA64Vエヴリィの

ブレーキマスター交換作業です。

 

 

 

つい先日

車検でブレーキフリュードを交換(エア抜き)していた

時の事。

 

 

エア抜き中

 

 

 

 

全然エアーが切れないのよ!

 

当店では昔ながらのブレーキペダルを踏んでエア抜きを

行っています。

 

偏にエア抜きと言ってもやり方は様々あります。

 

機械によるエア抜きだったりキャリパー側から圧送して

抜く方法と色々あります。

 

当店でペダル踏みでのエア抜きを採用しているのは

踏んでる際の足の感触や履みごたえも解るし

エア抜きのエアの目視もできるので

この方法でやっております。

 

 

 

このエヴリィの車検整備ではキャリパーやホイルシリンダーの

分解は行っておらず、ただのエア抜きです。

 

なにかブレーキのオーバーホールをしていれば

エアが出てくるのは当たり前なのですが

なにもバラしていないのにエアが出てくる事自体

おかしいのです。

 

稀に前回のエア抜き時に不十分で多少のエアが

出てくる事はあります。

 

しかし

踏んでも踏んでもエアが出てくるのは

どこかおかしい証拠です。

 

 

これもけっこう整備士あるあるなんですが

これマスターダメでしょ!っやつですね。

※理由は後ほど説明します。

 

 

 

 

 

とりま

ブレーキマスターを交換しないとエアは止まらないし

ブレーキという重要部品なので

即交換します。

 

 

普通の乗用車タイプでしたら

ブレーキマスターは大抵エンジンルームのバルクヘッド側に

ありますが

こういったエヴリィみたいな箱バンタイプは

最近ボンネットができたとはいえ

スペース的な問題で室内にあります。

 

DA64エヴリィの場合は

運転席ブレーキペダル上側にあります。

 

ちょうどアクセルペダルの根元、右ストラットのアッパーあたりに

あります。

 

 

 

 

もちろんそのままでは見えません

 

 

恥ずかしがり屋さんなマスターは

深くもぐって隠れていますので

寝そべって探さないといけません。

 

(´Д`)ハァ…

 

 

 

 

 

足元から覗き込んだところ

 

 

 

 

非常にわかりずらい構図ですが

ブレーキラインがチラッと見えますね。

手前の大きな黒いのがブースターです。

覗き込んでもマスター自体は見えにくいですね。

 

 

 

 

 

これはマスターキートン

 

 

 

 

 

 

アクセルペダル上側の内装に

ポケットみたいな小物入れがあります。

 

小物入れを開けると

その奥にチラリとマスターが見えます。

 

 

 

 

 

チラリズム|д゚)

 

 

 

 

奥にチラっと見えるシルバーというかアルミ色したのが

マスターでございます。

 

 

この小物入れを外すと

ブレーキマスターが見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

マスター見えましたね。

 

マスターには2本のホースと

2本のブレーキパイプが接続されています。

 

けっこう

なかなか取り外しにくい場所にありまんな。

マスターさん。

 

 

 

 

 

これはマスターアジア

 

 

 

 

 

しかも場所が室内だけに

取り外し時にブレーキフリュードをこぼしたら

後始末が大変。

 

 

 

 

 

これが一番わかりやすい位置関係かも

 

 

けっこう狭いですぜ。

 

使う工具も限られます。

 

細心の注意を払って

摘出します。

 

※一気に作業してしまったので

途中の摘出画像はありませぬ。

 

 

摘出成功

 

 

古いマスターが取り出せました。

下にウエスとかいっぱい敷いてこぼれてもいいように

取り出しましたが意外にも1摘も漏れず。

事前にフリュードをキャリパー側から抜いておいたのが

よかったんだと思います。

 

ダメになったマスターですが

外見じゃ悪いのが全くわかりません。

もちろん外見上、フリュード漏れの痕跡は

ありません。

 

 

原因を調べるべく

分解してシリンダー内壁やピストン、カップ部分を

チェック(といっても目視と触診だけど)しましたが

悪いところが見受けられませんでした。

シリンダー内壁に多少の傷があったので

これかなぁ?って感じです。

でもこのくらいの傷は作動している傷だと思うのだが。

 

分解した画像は取り忘れですwスマソ

手がフリュードでベロベロだったんで勘弁してけろ。

 

 

 

マスターバック(ブレーキブースター)

 

 

 

 

マスター撤去した車両側です。

 

マスターバックの

ブレーキマスターの付くところは触ってはいけません。

 

ブレーキの踏むストロークが変化してしまいます。

理解していて調整するのは良いと思います。

 

 

 

 

 

ブレーキマスターASSY

 

 

【品番】51100-67H01-000(51100-67H00-000)

【価格】14,400円(税抜き)※平成30年現在

 

 

オーバーホールも考えたのですが

今回はASSY交換します。

 

 

最初にいったマスターが抜けた原因ですが

様々な理由がありますが

恐らくエア抜きの際にキャリパー側のブリーダーを

解放するのでマスターにあるフリュードが抜けていきます。

 

普段ブレーキを踏むペダルストークより

奥までペダルが踏めます。

 

って事はマスター内のシリンダーピストンは

普段動かない範囲まで動いていきます。

 

その際にピストンのカップ部分に傷が入ったり

めくれてしまったりする時があります。

 

そうすると無限にエアを噛むことになりますので

エアが切れないのです。

一度こういった状態になったら何回エア抜きしようと

復帰する事はまずありえません。

マスターをオーバーホールするかASSY交換するかに

なります。

 

 

 

 

んじゃエア抜きが原因でマスター抜けたの?って

事になりますよね。

 

 

たしかに

古い車などや過走行の車の場合、

エア抜きによるマスター抜けは起こる事があります。

 

しかしこのエヴリィ、年式こそ20年式で10年経っていますが

走行距離的には6万キロちょい。

 

そんなんで抜ける?って思うのですが

けっこうマスター抜けは個体差もあり

使用しているフリュードの状態により抜けが発生します。

 

新品時のマスターの組付け精度にも関係してくると

思います。

 

 

当社も旧車もやりますので

そういったエア抜きも熟知している次第であります。

一応そういった抜けやすい車に対するエア抜き方法ってのも

あるんですが

それでも抜けるときは抜けてしまうのです。

 

 

今回のエヴリィのマスターをASSYにした理由は

まだ走行距離も短いのに抜けたので

もしかしたらシリンダー側にも不具合があるかもしれないって

事でASSY交換にしました。

 

年式的にも今の車で10年経ったからマスターが抜けるって

余り聞かないし経験上ありません。

※むろん例外もありますし個体差もあります。

 

 

 

マスターの機嫌が悪かったのかしら?

 

これはゲームマスター

 
 
 
新しいマスターを組み込み
ホースやパイプなどをきっちり締め込み
完了です。
 
おっと
最後にエア抜きを行いマスター内のエアーを
撤去します。
 
踏みごたえ、ペダルストーク量が適切でしたら
作業完了となります。
 
 
 
完成
 
 
 
あんなに踏んでも踏んでも消えなかったエアーが
すぐに抜けました。
 
やはり予想通り
ブレーキマスターが原因だった様です。
 
 
車検だったので
この後、ブレーキテスターにて計測、
効きもバッチリでした。
 
 
ブレーキ関係は
ドライバーの命に直結す部品なので
不具合を発見したら即修理や交換しましょう。
 
適当な修理やこんなもんでいいや的な応急処置も
避けてキッチリ修理する事をおすすめします。
 
 
 
 
余談ですが
長い期間、放置してあった車のブレーキを
踏むと奥まで踏めてしまう時があります。
あれマスター抜けちゃった!と思う事でしょうけど
それはマスター抜けとはちょっと違います。
奥まで踏めてしまっても何回か踏んでいくと
ペダルに感触が戻ってくると思います。
※戻ってこなかったらマジでマスター抜けですけど。
 
 
それはブレーキの残圧とかの関係です。
長くなっちゃったんで
その話はまた機会があった時にでも…
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

5月の休業日の変更のお知らせ

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皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆

 

 

 

 

 

早くも5月も中盤に差し掛かり

こないだまでGWだ連休だと騒いでいたのが

遠い昔の様ですわ。

 

実際GW明けてみると

何処も仕事が遅れており

けっこう忙しい感じがします。

 

忙しいのは苦じゃないのですが

ストレスの発散の仕方が下手くそなんで

酒ばっか呑んでるオイラです(´・ω・`)

 

たまには

ちっと遠出ドライブでも行きたいのう。

 

 

 

 

 

まぁ5月はGWもあり

そんなこんなもあり

ちと休日の変更をしますので

お知らせ致します。

 

本来でしたら

当店は毎週水曜日定休になります。

 

基本それでいくのですが

5月だけ変更します。

 

 

16日(水)定休日

19日(土)休業

23日(水)営業

24日(木)休業

30日(水)定休日

 

 

要は

19日(土)が休みになって

23日(水)の定休日が営業となり

24日(木)が休みとなります。

 

他は通常通りとなります。

 

お客様及び業者様にはご迷惑を

お掛けします。

ご了承下さい。

 

 

 

 

あともう一つお願いが。

 

最近電話が鳴っても

ちょうど出れないタイミングばっかりで

(手がオイルまみれとか塗装中とか)

電話が鳴ってるのがわかっているんだけど

出れないパターンが多数です。

 

とってもこちらの都合で申し訳ないのですが

お電話の際には長めのコールをお願いします。

 

 

 

 

よろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

JZX100 マークⅡ 強化ミッションマウント

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皆様(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪

 

 

 

真夏日でんな!

 

汗ダクダクでの毎日でございます。

 

皆さんもそうかと思いますが

この時期、車の税金が来る時期でございます。

 

わかってた事だけど出費がデケー!

 

 

しかもオイラの場合、任意保険の時期も重なり

他の税金の支払いも重なり

スッカラカンピーですわ。

 

もはや税金のために働いてるんじゃねーかと

錯覚しちゃうほどのオイラです(´・ω・`)

 

 

いつまでたっても

搾取される側なのねん…

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はJZX100マークⅡの

強化ミッションマウント交換作業です。

 

 

 

 


純正マウント

 

 

 

経年劣化もありゴム製品ってのあって

ミッションの重みでつぶれてしまっている純正マウントで

ございます。

 

元々純正マウントは状態が良くても比較的柔らかめに

作られているので街乗りレベルでも

少し急発進や素早いシフトアップダウンすると

支障が出ます。

ミッション自体が動くのでシフトミスしちゃう訳です。

 

んじゃ

動かなくしちゃえばいいんじゃね?って事で

ミッションマウントを強化しちまおうってスンポーです。

 

 

 

 

 

強化ミッションマウント

 

 

 

 

マークⅡっていっても100ならチェイサーでも

クレスタでも同じ。

マニュアル車のマウントに限りますけど。

クレスタは載せ替え車になるね。

 

今回装着するミッションマウントは

クニーズさんところのマウント。

 

純正ミッションマウントの隙間にかますタイプ

なので、まるっきり交換って感じではないですね。

どちらかというと追加装着みたいな。

 

強化マウントは金属製のそっくり交換タイプから

今回のように樹脂製の追加タイプまで

様々あります。

 

今回これをチョイスしたのは

使用目的がほぼ街乗りで球にサーキットといった

事なんで街乗りで支障のでない

このタイプにしました。

 

 

 

ついでに

今回は純正マウントもヘタレまくりなんで

新品にしました。

 

 

 

 

 

 

ドッキング

 

 

 

純正マウントに強化マウントを組み込んだ

感じです。

青いのが強化マウントです。

 

新品マウントだからなのか

けっこうすんなり挿入できました。

 

 

 

合体は漢のロマン

 

 

今の若者は

わっかんねーだろうなww

 

 

 

 

さてさて

交換していきましょう。

 

 

 

 

外し

 

 

古いミッションマウントを外します。

 

ミッションジャッキをかましてマウントを落とします。

 

ミッションジャッキが無くても

エンジンマウントがあるんで落ちてくる事は

ありませんがミッションが垂れさがります。

するとエンジンのラジエターホースやらパイピングやらに

ダメージが入りますので

必ず支えとなる物(ジャッキなど)をかましましょう。

 

 

 

 

完成

 

 

 

 

装着後はこんな感じです。

 

 

最初の純正マウントの画像と比べると

かなりシャッキリ感が見た目でも

わかりますね。

 

試乗はオーナードライブで任せましたが

シフトフィーリングは段違いになったとの事。

かなりよくなったとおっしゃってました。

 

 

これで

あらゆるステージで

シフト、スコスコ決めちゃって下さい( ^ω^ )

 

 

今回も痛感しましたが

シフトミス以前に

やっぱりマニュアル車はシフトフィーリングが悪いと

乗ってて気分が乗らないね。

フィーリングが良いと操作感も良いし

気分もゴキゲンである。

無駄にシフトアップダウンとかしちゃったりねw

 

まぁフィーリングは人それぞれ好みってのが

ありますんでね。

オイラはけっこうカッチリ系が好きですね。

 

 

 

シフトフィーリングを良くするパーツは

まだまだあるんで

機械があったら色々試してみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪


S14 シルビア オルターネータ交換

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皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆

 

 

 

毎日天気が良いのは非常に

よろしいんですが湿度がけっこうありますね。

 

とうとう当店でもエアコンを可動させました。

 

夏が好き!暑いより寒いのが苦手!なんですが

この時期はエアコン効かした事務所から

出れねーなっちゃうオイラです(´・ω・`)

 

 

真夏のエアコン効いた部屋とか

真冬にコタツ入りながら食うアイスとかの

ノリだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はS14シルビアの

オルターネータ交換作業です。

 

 

※特に書くような特別な内容ではありませんが

オーナー様に向けての作業確認のための内容です。

ご了承下さい。

 

オルタ

 

 

 

毎回言ってる様な気がしますが

オルターネータ?オルタネーター?

皆さんはなんて言ってます?

 

オイラ世代はそもそもオルタではなく

「ダイナモ」って言ってる。

 

今の車はICレギュレーターがオルタ内部に

入っているので正確にはダイナモって言いません。

 

昔の車はダイナモは発電するだけで

別にレギュレーターがあったのです。

ハコスカとかS30Zの時代とかそうですね。

※今は社外で旧車にもつけれるオルタあるけど

 

まぁダイナモ世代ですが

若ぶっちゃって「オルタ」で行こうと思いますw

 

以下オルタ表記でお願いしますね。

 

 

さて画像でも

わかる様にけっこう使い込まれたオルタでございます。

 

新車から一度も交換せず

走行距離15万キロ突破しております。

 

最近バッテリーの調子が悪いと入庫した車両で

あります。

色々チェックした結果、バッテリーは大丈夫でしたが

オルタからの発生電圧が低い。

要は発電不足って事ですね。

 

オーナー曰く

気のせいかわからんけどエンジンに力が無い感じもすると

言う事。

特に低回転で坂道とか上がってる時に

以前よりトルクが無い気がするみたいです。

 

 

15万キロ以上、無交換だし

発生電圧も低いという事でオルタ交換となりました。

 

 

 

 

とりま

今ついているオルタを摘出します。

 

バッテリーマイナス

 

 

 

オルタやセルモーターなどの

大電流が流れるパーツ脱着する際には

必ずマイナスを外してから作業しましょう。

 

外さないでやると作業中に工具がボディにあたり

アースしちゃってショートもしくは火花が上がります。

最悪パーツがダメになったり工具やボディが

溶けちゃったりします。

 

マイナスカットは基本です。

 

 

 

 

さて

これでオルタ外していきましょう。

 

S14を含めシルビア系のSRエンジンの

オルタの取り外しは簡単な方ですね。

 

画像はエンジンルーム上から見たところです。

 

まずカプラーとアース線、B端子の線を取り外します。

画像ではカプラーが既に取れている感じです。

 

 

 

さらにファンベルトを外して

オルタの調整ボルトやステーを外しましょう。

根元の長いボルトは下から作業した方が

やりやすいですね。

 

 

 

摘出成功

 

 

 

古いオルタが取り外しました。

見た目では汚いだけとしかわかりません。

 

プーリーを手で回してみると

「カーー」とか「コォーー」って音がします。

ベアリングから少し音が出ているようです。

 

まぁ15万キロも使っていたからこんなもんかな。

 

 

 

 

リビルトオルタ

 

 

 

今回は

まだまだ乗る予定なシルビアなんで

リビルト品にて交換します。

 

目の錯覚か

リビルトオルタの方のプーリーが

若干でかいように見えますが

同じ大きさです。

 

ほとんどのリビルトオルタがプーリーが

付属してきます。

たまにプーリー径が違うのがあるので

装着前にチェックしましょう。

 

なかにはわざとプーリー径を変えて

回転数を制御する場合もあります。

ちゃんと比率や回転数を計算しなければ

いけませんけど。

 

 

 

装着

 

 

ピカピカのリビルトオルタが眩しい!

 

オルタといえ

エンジンルームのパーツがキレイだと

気分がいいですね。

 

 

 

 

 

完成('◇')ゞ

 

 

 

ベルトを組み込み

適正値で張って完成です。

 

当店ではリビルトオルタに交換の際には

同時にファンベルト交換を推奨しております。

リビルトメーカーからも

同時にベルトを交換してくれと指示もあります。

 

プーリーのアタリとかあるんでしょうね。

 

 

完成後、

当然ですが発生電圧はバッチリです。

 

試乗後、オーナーに運転してもらいましたら

低速のトルクが上がった(戻った)感じがすると

言う事です。

やっぱ発生電圧の低下はエンジントルクの

低下になるんでしょうかね。

 

 

 

社外の大容量オルタもあるくらいだしね。

 

他車流用のオルタ交換ってのも良く聞くし。

 

まぁ無駄にでかくしても抵抗増えるだけだし

その抵抗が燃費とか関係してくる訳だし。

 

それやってるのがスズキのエネチャージだったり

する訳だし(正確には他にも色々あるけど)

 

 

電気って見えないけど

これ無しじゃ車は動かん。

 

 

オルタは今はダメになんなきゃ交換しないけど

昔は10万キロ過ぎたからそろそろ交換すっか~って部品。

 

今は定期的に交換する人も少なくなったな。

 

 

 

 

 

 

 

今回は遠方からのご依頼ありがとうございました。

アリガト\(^^\)(/^^)/アリガト

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

NHP10 アクア 加工アクスル&車高調・キャンバーボルト

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アメンバー限定公開記事です。

GK77A GSX400Sカタナ400 エンジン不動修理

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皆様~~-v(* ̄・ ̄)。。o(コ)(ン)(ニ)(チ)(ワ)~

 

 

 

 

 

そろそろ梅雨入りするらしいっすね。

今日はピーカンだけど明日から

雨ばっかりになりそうです。

 

梅雨になると湿気も多くなって

不快指数上がりまくりですな。

 

でも梅雨を乗り切れば

楽しい夏がやってくると思えば

耐えられる!…はず。

 

夏来る前に

夏になったらアレやってコレやって

って計画立てたりするんだけど

いざ夏になると一個も実行できていない

オイラです(´・ω・`)

 

今年の夏は何処かに行けると

いいのう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はGSX400Sカタナの

エンジン不動修理作業です。

 
 

 

 

スズキ GSX400S カタナ

 

 

 

 

世間一般ではバイクのスズキ車乗りは

変態と呼ばれ尊敬されてきました。

ある意味、変態と呼ばれる事は誇りであり

称号であり敬われる存在なのです。

 

 

 

世間ではどう思われようが個人的には

スズキのバイクは好きな方です。

 

デザイン的にも一発でスズキ車とわかるデザイン。

 

整備士側から見ると

独特な構造、他ではない方式を採用していたりして

とても独創的なメーカーです。

 

とても守りに入っている四輪メーカーのスズキと

同じメーカーとは思えませんね。

 

なので世の中の変態バイク乗りは

ほっとかない訳でw

 

 

 

その変態のなかでも逸材な存在、

カタナ400であります。

 

このオーナー様はあえての400を乗るお方。

 

でもメインは車だし寒い時期は乗らないしって

よくある暖かい時期オンリーライダーです。

 

 

 

そろそろ寒い時期も終わるし

車検の時期になるから動かそうとしたら

エンジンがウンともスンとも。

 

 

 

オーナーがバッテリー新品にしましたが

それでもウンともスンとも。

 

 

 

全くエンジンが

かからないそうです( ノД`)シクシク…

 

 

 

 

 

エンジン不動修理と車検のご依頼での

入庫です。

 

 

 

 

とりま入庫して早速チェック。

 

 

 

たしかにセルは元気に回るけど

全くかかる気配がない。

初爆もない。

 

 

あれ~?燃料きてないのかな?

 

 

以前このバイクは燃料タンクキャップが

詰まり燃料が落ちてこなくなりエンストして

しまった経験があります。

また詰まったのかな?とタンクキャップを

解放してセル回してみてもダメ。

 

 

 

 

なんでだろう?と思いキャブを見てみると

 

 

わかりづらいかもしれませんが

キャブからガソリンが漏れております。

※ビニール袋はオイラが設置したもの

 

半日放置しただけで

けっこうな量が漏れる。

バラしてみなければよくわからんが

キャブのフロート室から漏れてるっぽい。

 

でもこれくらいの漏れならエンジンが

かからないって事はない。

かかりにくかったり、かかってもスローが

ふらつくとかにはなりそうだけど

エンジンが全くかからない要素ではない。

 

 

まぁカタナも例にもれず

マルチなので、キャブやら点火系を触るのは

まずタンク降ろしからである。

 

 

 

 

さくさくってタンクを降ろしますかの。

 

 

 

タンク撤去

 

 

タンクを外す際に燃料コックからホースを

切り離します。

以前オイラがこのカタナのタンクを塗装した時に

コック破損のためコック新品にして

燃料フィルターを設置してあります。

 

詳しくはコチラ

 

 

それからそんなに経ってないし

距離も乗ってないのに…

 

おうまいがー!!(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚

 

 

 

 

 

フィルターにサビが大量にとれてる!

 

 

 

こりゃーこんな短い時間で

これだけフィルターに詰まれば

タンク内は確実にサビが発生していると

思われます。

 

 

ここまでで推測される事は

フィルターで止めきれなかったサビや

異物がキャブ内に侵入し蓄積し

ジェットの穴などに詰まり

キャブが機能しなくなり

エンジン不動になったのかと。

 

って事は

キャブのオーバーホールを行わないと

ダメって事ですわ。

 

さらにせっかくオーバーホールして

サビや異物を撤去しても

大元のタンクがサビてちゃ意味がないので

タンクのサビ取りもしなくちゃね。

 

こら大変だわ(´;ω;`)ウゥゥ

 

しかもけっこうなサビの量なので

キャブ開けてみないとわからんけど

ダメージはかなり深刻な感じ。

 

タンクのなかも蓋あけて覗いたところには

サビは見えないけど奥とか底とか

おっそろしい事になってそう。

 

キャブのフロート室にも

どれだけサビが侵入してるかわからんしね。

 

 

キャブをオーバーホールして

タンクサビ取りしただけでエンジンは

果たしてかかるのであろうか?

 

エライ金額と時間がかかるけど

オーナーはやってくれとの事。

 

以前はもちろんエンジンがかかっていたので

もしかしたらダメージも少なく

オーバーホールでなおる可能性もある。

 

セルは回るので

一応圧縮測ってみたけど問題ない。

エンジン本体は大丈夫そうだと思う。

 

兎に角

キャブをバラしてみなければ

話は進まない。

 

 

 

やれやれ

長い闘いになりそーだわい

(´ー`*)ウンウン

 

 

 

 

次回から

キャブのオーバーホールを行います。

 

 

 

当店はバイク屋じゃないけど

バイクのキャブのオーバーホールとか

やりまっせ。

 

 

オーバーホールがきちんと完了できれば

同調もきっちりとってセッティングも出しますよ。

 

 

 

 

 

 

さてさて次回お楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

GK77A GSX400Sカタナ400 キャブオーバーホール

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皆様(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪

 

 

 

 

梅雨らしく安定しない天気ばかりです。

 

雨が降ると気温が少し下がり

意外と過ごしやすかったりします。

 

雨が上がった途端に気温と湿気が

上昇していきますけどw

 

それと同時に大量の虫が!

 

特に仕事してて厄介なのが蚊。

 

工場内に3つの蚊取り線香を焚き

常に線香臭さのなか、これもある意味

アロマ効果があるんじゃね?って

前向きに考えてるオイラです(´・ω・`)

 

 

でも必ず1か所は刺されてるって

いうねw

マジ腹立つわw

 

 

 

 

 

 

今回はGSX400Sカタナの

キャブレターオーバーホールの

作業です。

 

前回の続きです。前回エンジンがかからない原因を

探求していたところキャブのオーバーホールの

流れとなりました。

前回の詳細はコチラ

 

とりまタンクは降りているので

そこからの続きの作業です。

 

キャブレター

 

 

 

カタナのキャブも

よくある一般的な4発エンジンのレイアウトと

同じです。

オーソドックスに1気筒あたり1個のキャブがついて

おります。

通常通りキャブの後ろにはエアクリーナーが

居る訳で。

正確にはエアクリーナーBOXがキャブの後ろに

装着されていると思います。

 

キャブレイアウト

 

 

レイアウト的には一般的なのですが

キャブの先にあるエアクリーナーBOXが

カタナが一般的な他のバイクと違うところ。

 

カタナの場合、エアクリーナーBOXが

すんなり外れないのです。

エアクリーナーBOXだけ外そうとすると

フレームが邪魔して出てきません。

正確な取り出し方は修理書を見ている訳では

ないので知りませんが

恐らくキャブを先に外してからエアクリーナーBOX

を外すんじゃないのかなって造りです。

カタナ以外にも一部のホンダ車とかも

そうですね。

 

 

よってキャブを摘出するだけで

大変なのです(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

しかもここ、わかりますか?

アクセルワイヤーがつくところです。

 

キャブの端につければいいものの

キャブの真ん中(4つあるキャブの2つと2つの間)

にあるもんだから

ワイヤーを外すだけでも一苦労。

 

とりま

キャブに付属しているワイヤー類やホース類を

外していきます。

 

 

さらにインマニのバンドを緩めてキャブを

少し後ろにずらします。

ずらすといってもキャブの後ろにはエアクリーナーBOXが

くっついているので

ほとんどずれません。キャブは全然インマニに

ささったままですが、ここで少しインマニから

キャブを動かしておくだけで後々楽になります。

 

本当に面倒だぜ。

簡単なのはチョークワイヤー外すくらいですわw

 

後はスペースがなかったり手が入んなかったり

使える工具が限られちゃったりエライ面倒。

 

 

キャブに付属している物を全て外し

エアクリーナーBOXも外し、さらにボディに

固定しているボルトも外し

BOXをフリーにします。

んでBOXを少し後ろにずらして

BOXを車体側に残したまま

キャブ単体を横にスライドさせて

抜く感じに取り外しました。

※オイラのやり方なので本当の外し方は

違うかも知れません。

 

 

こんな感じです。

 

 

まさに車体からキャブだけ抜き出すって感じです。

 

エアクリーナーBOXは車体に固定したままでも

キャブは抜けると思いますが

キャブに刺さる部分に外す際に負荷がかかり

変形しちゃっても嫌だったので

オイラは外しました。

 

 

 

キャブレーター

 

 

外れたキャブです。

キャブの口径を見る限りではキレイですね。

まぁ見た目はこうでも中身はわからんけど。

 

 

 

 

んではキャブ単体になったところで

今度はキャブ自体をバラシていきましょう。

 

 

キャブを外す前にドレンからガソリンを事前に

抜いておいたんだけどキャブ単体になったところで

更に抜く。

車体上で抜けきったと思ったガソリンですが

けっこう残ってるもんです。

ガソリンを残しておくのは危険だし

なにより汚れるし臭い。

キャブ単体にしたら必ず残ってるガソリンは

抜き切りましょう。

 

 

キャブ切り離し

 

 

 

4つセットになっていたキャブを一個一個に

切り離したところです。

外装はガソリン漏れもあったことだし

めっさ汚いです。

 

今まで何度も言ってきましたが

何のオーバーホールをするにしろ

主な時間を費やすのは「清掃」です。

 

オーバーホールとは掃除と洗浄との

闘いなのです。

 

 

キタネー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

 

特に酷い汚れがある1番のキャブ。

 

車体についていると

ちょうど裏側になるんで普段掃除のしようがないので

汚れるのはわかるんだけど

汚れすぎ。

 

さて、これで

やっとオーバーホールのスタートラインに

立てた感じだ。

 

 

 

これから

キャブをバラバラにして

内部をチェックしていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

ってところで今回はこの辺で。

 

 

 

 

さてさて次回

バラしてすんなり終わるのか?

 

やっぱり何かトラブルが起きるのか?

 

トラブルでも、やっかいなトラブルが

起きるのか??

 

開けてはいけないパンドラの箱を

開けるかの如く

開けてみない事には始まらない。

 

 

 

ワクワクが止まらない?

続きは次回をお楽しみに♪

 

 

なぜ

スズキ車のキャブオーバーホールは

バイク屋さんが嫌がるのか?

 

そんなことも

わかるかもよ???

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

GK77A GSX400Sカタナ400 キャブオーバーホールNo.2

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皆様~~-v(* ̄・ ̄)。。o(コ)(ン)(ニ)(チ)(ワ)~

 

 

 

 

 

 

今日は梅雨らしい天気だけど

少し肌寒い。

たまにはこんな涼しい日もいいもんだ。

 

いつも月曜日は忙しいんだけど

今日は意外にも暇。

今日入庫予定の部品が一個も

入ってこないのです。

 

なんでか来ないのか不明ですが

これはきっと神様がたまには息抜きしろって

事だね!!と勝手に解釈して

近所の峠にでも流しにいくべか!!と

意気込んで用意していたら

突然の大雨…

 

戦士の休息もなく弄ばれてる運命(さだめ)な

オイラです(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は前回のカタナの

キャブオーバーホールの

続きです。

 

前回の内容はコチラ

 

 

 

 

 

前回キャブを車体から取り外し

単体にしたのでいよいよキャブをバラしていきます。

 

 

 

サクッっと全バラ

 

 

 

正確にはまだジェット類がついたままです。

 

←から1番になります。

 

当初の燃料フィルターの汚れ具合から

ある程度の汚れの蓄積は覚悟しておりましたが

ここまで汚れているとは。

少しビックリですわ( ;∀;)

 

1番から順番に汚くなってる感じがします。

1番に比べ4番はキレイですね。

 

これはバイクの停め方っていうか

サイドスタンドで停めていると左側に

車体は傾いてますおね?

そのせいだと思われます。

 

フロート室の底には

サビの粉が固まって沈殿しています。

 

 

 

 

特に酷い1番のフロート室

 

 

 

すごい有様でそ?

 

まぁサビの蓄積もすごいんですが

もっと見てほしいのがフロートのケースOリング。

 

なんかシルバーみたいなのが塗って

あるのが確認できると思います。

 

ちなみに通常、ここのOリングには

こんなものは塗られておりません。

 

と思います。新車から1度も開けてない

カタナ400のキャブを見たことがないので

わかりません。

 

塗るとしたら初期なじみを考慮した

ラバーグリスとかシリコングリスでしょう。

 

 

 

このシルバーは明らかに液体ガスケット。

 

 

確実に一度フロートケースを開けた

痕跡がありますね。

 

通常はここのケースのガスケットは

空けたら新品交換します。

特に再利用すると今回のようにガソリン漏れを

起こします。

 

 

ここからは憶測になりますが

元々調子の悪かったキャブで

いざ中古車として売れたので、本来なら

きちんとオーバーホールして販売しなければ

ならないところを、こういったガスケットや

Oリングなどの再利用不可部品を

そのまま使って販売したったんだと思います。

 

 

そしたらガスケットが古くなっていて

弾力もなく燃料が漏れてきた。

 

 

まぁゴムですからね…(゚д゚)(。_。)ウン

 

 

そらやべぇ!って事で液体ガスケットで

応急処置した。って事だと

憶測します。

 

 

このカタナは正式なバイク屋で購入しております。

(もちろん整備済みで)

なんかあってもノークレームな個人売買では

ありません。

 

オイラも数多く、不具合な中古バイクを見てきましたが

実際バイク屋で買った中古車も

けっこう今回みたいなケースが多いのが現状です。

 

もちろん全国すべてのバイク屋がこうではないと

思います。

しかしこういった手抜き?無整備?みたいな

バイクを整備済みと言って販売している

バイク屋も実際存在しているのが現状です。

 

中古バイクは信頼あるバイク屋から

購入しましょう!(^^)!

 

 

 

 

 

フロート室の底に

こんなにサビが蓄積しているので

キャブ内の通路やジェット穴にも

詰まりなどあるのが予想されますね。

 

 

 

 

細かく見ていきましょう。

 

 

 

 

 

 

フロート室の底以外にも

けっこう大き目なサビの塊が至る所に

発見されます。

 

後々詳しくやりますが

フロートの造りっていうか

フロートのステーみたいな造りが

独特ですね。

ここら辺もスズキ車特有の造りです。

 

 
 
 
 
さて
キャブ本体からジェット類を
外していきましょう。
 
ジェット類は真鍮で出来ていて
無理に力をかけて回すと簡単にナメます。
 
 
しかもマイナスで外すって言うね(´;ω;`)ウゥゥ
 
 
こんなキャブですから
想像はしていましたがめっさ固い。
前にバラしているんで
そん時にジェット外してはいると思うのですが
めっさ力いっぱい締めてんじゃん!
 
余りにも固く本当にナメそうだったんで
ジェットのマイナス溝にぴったりはまる
マイナスドライバーを新調し
なんとか取り外しました。
 
緩んだ時、「バキン!!」って
けっこう大き目な固着したナットを緩めた時に
出る様な音がしたでよw
 
 
 
ジェット取り外したキャブ
 
 
 
なんとか固着しているジェットを全て取り外し。
 
取り外したジェットの状態も酷かった。
 
外したジェット類の画像を取り忘れました…
スマソ( ノД`)シクシク…
 
ジェットはそのまま溶剤のつけ置きにして
汚れを落とします。
 
ジェットが外れたので
これで全バラと思いがちですが
まだ全バラではありません。
 
ここもちっとスズキ車特有のキャブの
造りでキャブの中にプラスチック製の
パーツがあるのです。
 
スロットルのニードルがささるところで
メインジェットから燃料を吸い上げる
ベンチュリーあたりの造りがプラスチックで
そこの部品が取り外せます。
 
 
これね
 
 
 
4つ写っている白っぽいのが
それです。
キャブの上側、ニードル側から引き抜けます。
 
ちなみに手前のフィルムケースみたいなのに
入ってるのがジェット類です。
 
 
 
んでね、
よーーーーく画像を見て欲しい。
 
 
 
並べてあるプラスチックパーツは
左から1番です。
 
 
 
そのパーツのジェットブロックが
つく根元にOリングがついていると思います。
 
 
 
 
それの1番のOリングが
無いのよーー!!!
エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚
 
 
 
 
決してバラしている最中に無くした訳では
ありません。
キャブ側にOリングだけ張り付いていたって
訳でもありません。
 
そう、はなっから
ついてなかったって事ですばい!!
 
 
まぁまぁでもね、Oリング如きで
騒ぐ事もないでしょうに?部品頼めば
いいんじゃね??って
ほとんどの方が思うでそ?
 
 
もちろん即注文しましたわ。
 
こんなOリングいくらもしねーだろ?
サクッと注文じゃい!ってね。
 
 
 
 
 
 
 
そしたら部品屋さんからの返答。
 
 
「このOリングって部品でないよ」
 
 
 
 
まじかーーーーー!!!!
 
 
 
 
 
っていうか
Oリングだけ出ないんじゃなくて
このプラスチックの部品自体も部品で出ないらしい。
 
 
 
頼むよ!スズキ!!
 
 
 
詳しく調べてもらったら
このプラスチックパーツの部品は
キャブASSYになるらしく単品で部品として
でないみたい。
要はここの部品がダメになったらASSYで
買えって事ですわ。
 
よってここのプラスチックパーツに
ついているOリングも部品で出ないよって
事なんですわ。
 
 
 
これは困った(´・ω・`)
 
 
まさかOリング欲しさに
キャブASSY新品で買う訳には
いかねーやね。
そんなんオーバーホールの意味ないじゃんって
なるじゃんね。
 
 
またもや憶測になるんだが
ここのOリングが無いのは前回バラした方も
知っていると思う。
だってここバラさないとOリング無くなりようが
ないしね。
バラした当人じゃないからわからんが
バラした時、ここのOリングがダメになっていたか
無くしちゃったかしたんだと思う。
 
んで、どうすんべ?ってなった時、
普通はなんかしらのOリングで代用したり
するもんだけど
フロートケースのOリングも交換しないで
液体ガスケットでごまかすくらいな奴なんで
ここのOリングも無いまま組んでしまったんだと
思う。
 
 
 
 
 
しかもここのOリングなんて
ここまでキャブをバラさないとわからないところ。
 
ここのOリングはベンチュリー通路
(キャブのスロットル通路)と
ガソリンが入っているフロート室の
シールをするためのOリング。
 
そんなところのOリングがなかったら…
キャブが詳しくない方でも
調子悪くなるってわかりますおね。
 
 
今までは4気筒のうち
3気筒のキャブが動いていたんで
調子悪いながらなんとか動いていたんだと
思います。
 
 
ちなみに
そのプラスチックパーツにジェットブロックが
ついているんだけど、その様子です。
      ↓
 
 
 
エッ(゚Д゚≡゚Д゚)マジ?
 
 
 
 
なんじゃこらーー!!
 
Oリングが無い1番のジェットブロックの穴は
なんとか大丈夫そうだけど
となりの2番はエライ事になっとるがな!
 
こんなんじゃ
ガソリン出ないでっせ!!
 
エンジンかからない原因は
こういった事なんでしょう。
 
かからない原因はこれだけじゃ
無い気がするけど
ここも原因の一つですね。
 
 
ここでもよく見てもらいたいんですが
2番にはOリングがついてますね。
 
ぺっちゃんこじゃね??(^・ω・^)....
 
 
 
これまずいおね??
 
 
 
なんでこんななる事がわかって
ここにOリング使ってるんだろ?
部品として出ないならOリングにしなければ
いいのに。
 
Oリングを採用しているなら消耗品でしょ??
 
んじゃ部品出してよ!スズキさん!!
 
 
 
 
じゃあ汎用のOリングで代用しようって
事なんですが
これがすごく苦労しました。
 
大概のOリングは規格があり
ましてキャブ内に使うOリングは
耐ガソリン、耐油性に優れていなければ
なりません。
 
※詳しくは各々でggtみてね('◇')ゞ
 
んで候補はNBRのOリング(ニトリゴム製)か
FKWのOリング(フッ素製ゴム)。
 
でも規格だと内径、外径で調べると
みんな太い。
 
あのプラスチックパーツの溝に
収まるには、もっと細いOリングじゃないと
ダメって事です。
 
そうすると規格外のOリングって事に
なります。
 
値段も上がります。
 
まぁ上がるって言っても
たかがOリングなんでそんなにしないけども。
 
すごい労力と時間を費やし
なんとか合いそうなOリングをゲット!!
※企業秘密のため、画像は載せません。ゴメンネ
 
 
これでやっと
オーバーホールのめどがたちました。
 
 
全バラにした
キャブのパーツを一つ一つ洗浄し
キレイに仕上げます。
特にキャブ本体の通路、ジェット類の穴などは
神経を使い入念に清掃します。
 
 
 
ピカピカ✨
 
 
 
ずっとこれにかかりっきりって訳じゃ
なかったけど、ここまでキレイにするのに
3日くらいかかりました。
 
メインジェットの穴の内側とか
削り過ぎちゃうと燃料の量が変わっちゃうんで
大変でした。
やはりメインジェット、メインジェットブロックと
燃料の通る穴などの詰まりが酷かったですね。
 
ガソリン漏れを起こしていたフロートケースは
ガスケット交換するのはもちろんなんですが
一応万が一的にケースの歪みや精度不足も
考えられますので
ケースとキャブ本体のガスケット当たり面を
オイルストーンにて面出ししてあります。
 
 
 
 
前回バラした方は
どういった意図でバラしたのか
わかりませんが、中途半端にバラして
組むだけじゃオーバーホールといいません。
 
またフロートケースだけ開けて掃除したり
するのをセミオーバーホールと言う方もいますが
そんなんはオーバーホールとは言いません。
ただの清掃です。
 
ここまで全バラにして
清掃、磨き、そして各位部品の計測を
行って消耗品を交換して調整していくのが
オーバーホールと言います。
(とオイラは思う)
 
 
 
 
これで清掃が終わりましたので
これからキャブを組み立てていきます。
 
 
ってところで今回はこの辺で('◇')ゞ
 
 
 
 
次回お楽しみに♪
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

GK77A GSX400Sカタナ400 キャブオーバーホールNo.3

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皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆

 

 

 

 

今日は昨日と打って変わって

暑いでんな!

天気も不安定で晴れてるのに

いつ雨降ってもおかしくない感じです。

 

昨日のブログでも書きましたが

部品が今だに届かなく暇なので

珍しく2日連チャンでブログ更新しています。

 

昨日は突然の雨でドライブ断念しましたが

今日は晴れてるじゃん!

行けるじゃん!!

 

って思っていたら来客予定が。

 

いや、いいんっすよ。仕事の方が大事だし。

 

 

 

もうね、こういう星の元に生まれた運命なんだと

悟っているオイラです(´・ω・`)

 

 

 

ドライブなんていつでも行けるしね!

 

仕事の方が大事大事。稼がんとね('◇')ゞ

 

 

 

 

 

 

今回も前回の続き、

カタナのキャブオーバーホールの

続きになります。

 

 

 

前回、ようやく洗浄や各部清掃が完了し

いよいよキャブを組み立てていきます。

 

前回の内容はコチラ

 

 

 

 

組み立てるといっても

バラした手順の逆に組んでいくだけです。

消耗品や計測したら基準値を外れていた部品を

交換していきます。

 

 

 

まずキャブボディに各ジェットを組み付けていきます。

 

これでもかと入念に清掃してあるジェット類ですが

組付け前に更にエアーを吹いてから組み付けていきます。

 

ジェット類は真鍮製でキャブボディはアルミ製です。

ジェットを思いっきり締め付けるとジェットの頭をナメて

しまいますので、それ相応のトルクで締め付けます。

こればっかりは経験ですね。

 

あまり適当なドライバーで締めると稀に

ジェット穴を潰してしまう事もあります。

潰れると本来の燃料の量が狂うので注意が必要です。

 

少し高価かもしれませんがジェットに合った

ドライバーで組み付けていくのがいいと思います。

 

 

 

フロート

 

 

 

今回はフロートを新品にします。

 

通常のキャブオーバーホールであれば

フロートに問題がなければ再利用します。

フロートも画像のようなプラスチック製から

真鍮製もあり材質も様々です。

 

フロートは名の通り

キャブのスロート室にガソリンが満たさせると

浮きます。

 

なかなか問題ある事は少ないフロートですが

穴が開いていたりサビまくって重くなっちゃってたり

すると本来の浮き方の違ってくるので

そういうのは交換になります。

 

今回のフロート自体は問題ないのですが

フロートの付け根にはキャブ内にガソリンを

入れたり止めたりするチェックバルブがついています。

 

通常のキャブの場合はフロートとチェックバルブと

ガソリン経路は単体でバラになるんですが

スズキのキャブの場合、フロートとそっくりな造りに

なってます。

画像を見てもらうとわかると思います。

 

 

 

 

フロートの先にOリングがあるでそ?

 

あそこを直接キャブボディに差し込んで

装着しガソリン経路となります。

 

更にフロートとチェックバルブが一体となっているので

今回交換した理由はここにあります。

チェックバルブも交換したかったし

そのアタリ部分も交換したかったので

フロートと一体になってる造りなので交換です。

 

 

さりげなく品番も写しておきますので

参考までに。

 

このフロート一体になってる造りなのが

スズキ車のキャブ特有ですね。

 

本来なら交換しないフロートですが

こういった余計な出費がでるので

キャブのオーバーホールを部品代込みいくらって

やってるバイク屋はスズキ車嫌がりますね。

って知り合いのバイク屋さんから聞いた。

 

まぁ嫌な主な理由はスズキ車は

他メーカーと造りが違う事が多いらしいので

嫌みたいですけどね。

 

 

 

フロートケースガスケット

 

 

 

とあるネットの、とあるところでは

ここの部品って単品で出ないと言われてますが

全然出ます。

 

ガスケットキットじゃないと出ないよ。と

言われてますが、そもそもスズキ純正部品に

ガスケットキットなんて存在しません。

(調べたのはカタナ400のみなので他はあるかも

知れません。)

 

参考までに品番を載せておきます。

 

 

 

 

ここは今回のガソリン漏れの元凶となった

ガスケット。

 

キャブオーバーホールには

必ず交換する部品です。

 

 

 

 

 

 

あとこれ、意外と重要な部品。

 

キャブのフロート室のケースのボルトです。

 

まぁキャブってアルミで出来ているんで

そんなに高トルクで締めないし

ましてこんな細いボルトを思いっきり締めません。

 

 

でも、ここもスズキ車のキャブ。

 

通常、キャブのフロートケースの取り付けボルトって

1つのキャブのケースに対して4か所くらいで

固定します。

 

少なくても3個かな~?

 

しかしこのスズキ車のキャブの場合は

なんと2ヵ所なんです!

 

だからガスケットは交換必須だし

ケースのアタリ面の精度もないとダメなんです。

 

んで

今まで紹介した通り、前回オーバーホールした方は

ガスケットを再利用した事によって

漏れを起こしております。

 

漏れて液体ガスケットで誤魔化しているくらい

なので、ここのボルトも思いっきり締めたのでしょう。

ここのボルト締めたって漏れは

止まらないと思いますがね。

 

 

 

こんなになるまで締めるかね?

 

 

 

てかここまでナメてれば普通交換しないか?

 

ほとんどのボルトの状態が良くありません。

 

一番酷いのが←で一番軽症なのが→です。

 

まじで前回オーバーホールしたの

バイク屋さんなの??

 

 

外す時にナメちゃんたんじゃねーの?と

お思いでしょう?

 

オイラはこれ見てドライバーにての取り外しは

困難だと思い、バイスで回りをくわえて回しました。

(ボルト頭の回りに少し傷があるのはそれです)

 

 

なのでこの状態で取り付けてあったって

事なんですね。

酷いですね( ノД`)シクシク…

 

もちろんこのボルトは全て交換します。

 

 

 

 

 

 

ここはキャブ上部です。

 

ここに負圧をとるサービスホール?パイプ?が

ありセッティングする時や同調とる時に使用します。

 

普段は画像の様に使わないのでキャップで

メクラしてあります。

 

そのキャップに亀裂が入っています。

 

これでは

ここから2次空気を吸ってしまいますので

こういったキャップも全て交換します。

 

まぁこれもゴムだしね。経年劣化や熱で

ダメになるわな。

 

 

 

 

 

組み立て完成(^^)/

 

 

 

 

キャブ組み立ては一気に組んでしまわないと

わかんなくなる(オイラだけ?)ので途中画像は

ありません。

 

あっという間に組み立てている様ですが

ここに載せている交換部品の他にも

小さなOリングやらガスケットなども交換しております。

要所要所には組付けグリスやロック剤、防錆剤と

色々使用しております。

 

 

 

当初の汚かったキャブに比べ

かなりキレイになったと思います。

 

内部清掃を重点にやったので外装は

まだ甘いところもありますが、予算的にも

時間的にも限度がありますのでこんなもんで

勘弁してもらいましょ( *´艸`)

 

 

 

キャブのオーバーホールが完了したので

これで車体に戻していきます。

 

 

 

 

ってところで今回はこの辺で ^^) _旦~~

 

 

 

 

次回から

キャブを車体に取り付けていきます。

 

 

 

外す時も困難だったんで

付ける時も何かあるのかも???

 

 

今回の作業は

当初から嫌な予感しかしなかったんで

何かあるんでしょうねww

 

 

 

 

 

 

 

 

んでは

次回お楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

GK77A GSX400Sカタナ400 キャブオーバーホールNo.4

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皆様(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)

 

 

 

梅雨とは思えないピーカンな毎日です。

 

30分も外で作業していると汗だくです。

 

天気予報調べたら当分雨降らなそうなので

さっき駐車場に除草剤撒いてきました。

 

それだけで汗びっしょり。

今はクーラーガン効きの事務所内で

ブログ書いてるんでめっさ快適。

 

外で限界まで汗かいて作業して

事務所で一気にクールダウン!

 

この時期の醍醐味ですなw

 

体にはめっさ悪いのは知りつつも

やめられないオイラです(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

 

 

今回もGSX400Sカタナの

キャブオーバーホールの

続きです。

 

 

前回やっとこさキャブが組みあがりました。

前回の内容はコチラ

 

 

車体からキャブを取り出すのも困難であれば

取り付けるのもまた困難であります。

 

先に言っちゃいますけど

この取り付け作業でもまたトラブルが。

 

キャブの内部の組み立て時にも

前回バラした方の仕業のせいで

一苦労してますが、こんなところでも

痕跡を残してました(´;ω;`)

 

 

 

その一部始終をば…

 

 

キャブはエンジンとはインマニと結合され

入口はエアクリBOXと結合されています。

 

キャブとの接合部はバンドで締め付ける

タイプの結合方法です。

こんな感じにね

 

 

インマニ側もエアクリBOX側も

キャブ本体がささる(潜り込む)感じになります。

 

インマニの方が被さるって言った方がわかりやすいかな。

 

車体にキャブを装着するのも

取り外し同様、インマニとエアクリBOXの隙間に

キャブ本体を横からスライドさせて入れていく感じです。

 

ある程度(半分くらい?三分の二くらい?)

スライドさせたらスロットルワイヤーを取り付けます。

 

ワイヤーがついたらキャブを全部入れて

インマニにキャブを差し込んで仮止め。

そしたら後ろからエアクリBOXを押し

エアクリBOXのインマニみたいなところを

キャブに差し込みます。

※何回も言う様ですがオイラ独自のやり方なんで

正式なやり方とは違うかも知れません。

 

もちろん、その際にはピタっとはまらなければ

2次空気を吸ったりしてしまうので

キチンと取り付けなければなりません。

 

 

それがね、上手く付かないんですよ( ノД`)

 

 

正確にはきちんと奥まで入らないですわ。

 

 

 

インマニ

 

 

インマニ(正確にはインシュレーターだっけ?)

も多少変形もあったしバンドも何回も脱着したんでしょう。

変形しています。

滑りよくするため潤滑剤とかやったけど

入らないんだなぁ…

 

 

インマニにキャブを差し込んだだけだと

上手く付くんですよ。

 

エアクリBOXを付けると抜けちゃうっていうか

エアクリBOXに引っ張られて抜けてくるって

感じなんです。

 

 

 

特に2番が!!

 

 

 

エアクリBOX

 

 

 

画像はエアクリBOXについているインテークのゴムを

外したところです。

 

こやつになんか

原因があるのでわ(^・ω・^).....ンニュニュ?

 

 

 

Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!

 

 

 

エアクリBOXにストレートの帯板を当てた感じです。

 

わかります??

 

隙間があるのがわかると思います。

 

 

エアクリBOX自体が歪んでおり

2番のところが凹んでいるのです!!

 

 

 

 

まぁキャブを外す時に

あれー?なんでこんなに2番のインマニだけ

抜けかかってるんだろう?

って思って外しながら調べたから

知ってたんだけどね!(*"ー"*)フフッ

 

 

ここからはまたお得意の推測と憶測の

話になりますが

前回、オーバーホールした方、

いやいやこんな作業はオーバーホールとは

言えないんでバラした方って言った方がいいかな。

 

その前回バラした時に上手くキャブが装着できず

ちゃんと入ってないままにしてしまったんだと思います。

 

 

 

んでその入ってなくて押したままの状態で

どれだけ経っているんでしょう?

 

 

 

 

ずーっと押されていたんで

エアクリBOXに癖がつきまくりですね。

 

 

 

 

 

確かに

このキャブの取り付けは面倒だし大変です。

 

 

でもこれをそのままにしちゃうってダメだろ。

 

 

そもそもキャブの

中身のOリングもつけないまま

組んじゃうくらいだから

テキトーなんでしょ!

Oリングが無い内容と詳細はコチラ

 

 

そのままテキトーに組んでズレたままにしていたので

癖がつきBOXが歪んだんだろう。

んで得に入りが悪かった2番をそのままにして

組んだので2番のところが凹んでしまったんだろう。

と推測します。

 

 

 

とりまこのままではダメなんで

BOXをなんとかしなければなりません。

 

BOXはプラスチック製なので

ホットガンで温めて歪みを取りました。

※汗だくで1時間以上格闘していたんで

途中と完成画像取り忘れました。スマソ

 

 

なんとか上手く入る様になり

少し甘い感じもしますが最初よりキチンと

装着できて2次空気も吸っていない様なので

これで良しとします。

 

 

 

 

エアーエレメント

 

 

もう何年も交換してねーだろ!ってエレメントも

交換します。

せっかくキャブをキレイにしたのに

吸う空気が汚いとまたすぐに汚れてしまうので交換します。

 

エレメントの吸入口の形が古いのと新しいので

違いますね。

 

エレメントはスズキ純正品です。

 

恐らくエレメントを他車と共通とかにしたんでしょう。

 

装着には問題ないので大丈夫です。

 

 

 

 

やっとこれでエンジンが始動が

できるようにまでになりました。

 

キャブがこれだけの状態だったんで

オーバーホールでエンジン始動するとは

思いますが、如何せん当店に入庫した時は

エンジンが全くかからない状態だったんで

もしかしたら他に原因があるかも知れません。

 

でも

これでエンジンがかからなくても

初爆があるかとかセルの回り方とかの

情報は得られるので

とりま始動準備に入ります。

 

 

けっこうドキドキですよw

 

キャブの状態が状態だったんで

エンジンかかる可能性50%くらいかな?

 

 

始動

 

 

 

エンジンがかかったらかかってで

その後、キャブの同調をとるので

例によってガソリンは簡易タンクにて供給です。

 

セルを回す前に

キャブをオーバーホールしてフロート室の燃料が

空なので、ゆっくりとキャブのフロート室にガソリンが

行き渡る様にします。

 

 

これで準備は整ったので

いよいよ始動します。

 

 

 

 

一発始動!!

 

 

 

 

普通にセルをキュキュキュくらいで

ブルンとかかりました!

 

 

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

 

 

 

始動直後は僅かにエンジンが不安定でしたが

すぐに回転が滑らかになり

少し温めた後にレーシングすると

同調もとってないしガスの調整もテキトーなのに

けっこういい感じに吹けます。v(。・ω・。)

 

 

少し回転が重くなる?ひっかかるような

ところがありましたが

それは同調とってガスのセッティングを

とったらキレイに回る様になりました(°∀°)b

 

 

※同調とキャブセッティングは独自の物で

独自の方法で行っていますので画像は勘弁して

くださいまし。

 

 

 

最後に実走してみてフィーリングを

見たいのですが、さすがにタンク無しで

公道に出る勇気がないので

とりまここでストップ。

 

 

 

 

 

 

さて

 

皆様は覚えているだろうか?

 

 

 

 

 

一番最初の方に紹介した燃料フィルターに

サビがすごかったのを。

 

 

 

 

これね

 

 

こんなんじゃ

タンクのなかもサビまくっているのが想像できます。

 

いくらキャブをオーバーホールして

キレイにしてもタンクがサビまくっていれば

意味がありません。

 

タンクのサビは放置してても

何も良いことはありません。

 

タンクじゃなくてもサビは発見したら

処理は早ければ早いほどいいのです。

 

 

 

 

今回でキャブ編は完了ですが

次回からタンク編が

スタートします(*"ー"*)フフッ♪

 

 

 

 

 

こうご期待♪

 

 

 

 

※最近クソ忙しくて更新遅くなって

(ToT)ゞ スンマセン

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪


GK77A GSX400Sカタナ400 燃料タンクサビ取り

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皆様(。・ω・)ノ゙ コンチャ♪

 

 

 

梅雨が明けたってのに

梅雨っぽい毎日ですね。

 

寝苦しい毎日で

エアコンつけっぱにして寝てしまい

どうも体調不良なオイラです(´・ω・`)

 

エアコンの浴びすぎには

注意です…

 

扇風機だとイマイチなんだよね…

 

 

 

 

 

 

 

今回は

GSX400Sカタナの

燃料タンクサビ取りの作業です。

 

※今回はおまけでさらに内容が長いです。

お読みになる方はご覚悟くださいまし。

 

 

 

前回まで

キャブのオーバーホールが完了し

無事エンジンも始動できました(*‘∀‘)

 

 

タンク内のサビがやばそうなので

サビ落としをしていきます。

 

 

燃料タンク

 

 

 

なぜタンクはサビるのか?

 

色々な原因がありますが

主にガソリンを満たしてない状態で放置によって

内壁にサビが発生します。

 

なんで?水分無いのになんでサビんの??

って思う方もいらっしゃると思います。

 

 

燃料タンクは密閉されておりません。

 

 

ガソリンは気化しやすい性質なので

外気温などに左右され気化膨張をします。

 

 

その際の抜きをつくってあるのです。

 

 

バイクの燃料タンクの場合は

フィラーキャップにチェックバルブがあり

そこから抜けます。

ほとんどのチェックバルブがワンウェイ構造と

なっており内側からの圧力によって内側からは

抜けますが外側からの空気の侵入はできない様な

構造です。

 

そうはいっても多少の空気は入る訳で。

 

 

んでサビるっちゅー事ですわ。

 

 

とりまサビの状態を確認せねばならないのですが

如何せんタンクキャップ口から覗き込んでも

奥まで見えません。

 

 

 

 

オーナーはタンク空にしておくとタンクが

サビると周知している方。

なので画像の通り口切り満タンにしてあります。

 

 

 

 

 

 

タンクフィラーキャップ口から見える範囲では

サビてる感じはありません。

 

今のバイクはタンクは外見だけで

内部のタンクは違いますね。

中にタンクがあり外装はプラスチック外装です。

 

少し前のバイクは見た目のタンク=タンクそのものです。

つーか最近までタンクはこういったタンクだったと思う。

 

燃料タンクって大概フレームに乗っかってます。

 

このカタナのフレームはオーソドックスな

パイプフレームなので

タンクの中央にフレームがあるので

タンクの形状が正面から見るとUの字になる訳です。

 

なので燃料が左右に振り分けられる構造です。

まぁ正確には隔壁などが入ってるんで

燃料が少なくなってきてもコック側にガソリンが

いく構造になってますが。

 

 

そのコック付近にサビが発生すると

やっかいなのです。

 

 

 

だって見えないんだもの(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

 

とりま

あんなに燃料フィルターにサビが詰まっているので

待ったなしに洗浄します。

 

当たり前ですが

洗浄するのにはガソリンを全て抜きます。

 

 

抜き

 

 

 

ほぼ満タンなんでいきなり逆さまにしても

エライ事になりそうだし重いのでコックから抜きます。

 

見た目だとガソリンキレイに見えますよね。

 

 

 

ある程度コックから抜けたら

コック自体をタンクから外してより抜きます。

 

 

 

コック

 

 

コックのガソリン吸い口には

画像の通りフィルターがついております。

 

 

けっこうなサビの粒子がついております。

 

 

たしかコックを交換してから

そんなに経ってないはず。

 

カタナタンクコック交換の詳細

 

 

実際ブログにあげてる時期は

作業してから時間が経ってからあげてるので

タイムラグありますが

コック新品交換から半年も経ってないと思います。

 

 

こりゃけっこう重症かな~??

 

 

そうこうしているうちに

ガソリンがほぼ抜けました。

 

ガソリンが残っていると

この後の洗浄の効果に支障をきたしますので

タンクをフリフリしてガソリンをなるべく抜きます。

 

 

 

 

 

抜けたガソリンを

観察してみると…

 

 

 

 

 

 

エェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚

 

 

 

 

 

すんげーサビがでてきたじゃんよ!

 

 

底に見える茶色いのが全部サビですわ。

 

 

これね

 

 

 

ガソリンをはたいてみた。

溜まってるのがわかると思います。

 

けっこう大き目な粒子もあります。

 

こりゃサビ取りしないでタンク交換しちゃった方が

いいのかも?

 

でもタンク塗ったばっかりだし

中古タンクもサビがないのがあるのかわからんしね。

 

 

 

んじゃ

徹底的にサビ取りをしますか!

 

 

 

 

 

まず洗浄をします。

 

ここでどれだけガソリンと油分を落とせるかで

今後のサビ取りの効果の違いがでます。

 

洗浄は最初に水洗い(お湯だとモアベター)

洗いまくってから

今度は中性洗剤による洗浄を行います。

 

※何回も言う様ですが当店はバイク屋ではありません。

なのでやり方が合ってるかわかりません。

参考までに見ててくださいまし(*"ー"*)フフッ♪

 

 

オヌヌメ ^^) _旦~~

 

 

オイラは料理はある程度なんでもこなせる

できる男子w

料理すると必ず洗い物しますよね。

これ色々な近所のおばさn…おっとマダムだちが

評判で教えてもらって使ったら、めっさ落ちるのね!

ちょっと今までの洗剤使えなくなるぜ!ってくらい

良いですよ( *´艸`)

まじでマジか!ってなるでよww

 

※オイラはライオンの回し者ではありませんw

 

あれだけの性能なんだから

タンクの洗浄もこれで決まりです(・∀・)

 

 

 

中性洗剤をお湯で希釈してタンクに入れ

蓋をしてシェイクシェイク!

 

んで全部捨てるを20回以上繰り返します。

 

二の腕がパンパンどころか

筋肉痛になりそうなくらい振りますww

 

 

さらに中性洗剤が残っていると効果が薄れるので

中性洗剤を落とすべくお湯(ぬるま湯)を入れて

振りまくります。

 

こんなん1~2時間やってるんよ。

休み休みだけど。

 

 

 

そら腕パンパンになるでよw

 

パンパンおじさん知ってる?w

 

 

 

 

 

最後にエアーで水分を飛ばして

完了です。

 

完全に乾燥させてしまうとサビがすぐ発生して

くるんである程度まで乾燥させ

完全乾燥する前に次の工程に移ります。

 

 

 

 

タンクサビ取り剤

 

 

サビ取り剤は原液をお湯で希釈して使うタイプです。

いわゆる花〇か爺みたいなもの。

 

取説通りの希釈でサビ取り剤を作り

タンクに入れていきます。

 

洗浄する時にも使いましたが

お湯ってすごく使う。

かなりの量を沸かしておくのがベストです。

 

 

 

注入

 

 

タンク内部は複雑な形状をしているので

エアだまりができないようにゆっくり注ぎ込みます。

 

入れている途中、タンクの横っ腹を手でトントン

叩きながら入れるとエアの抜けが良いです。

 

 

 

満タン

 

 

 

入れたては画像の様に泡立っています。

 

放っておくと泡が落ち着き細かいエアも抜けて

水位が下がります。

そのたびにつぎ足します。

 

時間をおいて

ちょいちょいつぎ足しします。

つぎ足しするだけで1リットルくらい入りました。

 

 

 


放置

 

 

ある程度つぎ足しし水位が落ち着いたところで

放置。

取説通りに放置ですが

サビが酷いほど放置時間が長くなります。

放置している間、他の仕事をしていたんですが

思いのほかその仕事が手こずり時間がかかってしまい

5日間くらい放置してました。

 

その間、1日1回はタンクを軽く揺すり

内部のサビ取り剤をかくはんします。

 

 

 

放置後

 

 

 

画像ではわかりづらいですが

放置後はサビ取り剤が少し黒っぽく変化している様です。

ちょっぴりヌルってするかも。

 

さて今度はこのサビ取り剤をタンクから

抜きます。

 

 

 

 

このサビ取り剤は一度で使い切りではなく

数回(2~3回)再度使えるそうです。

サビ取りする機会は当分ないですが

高価?なものなので保存するためチュウチュウポンプで

抜きます。

チュウチュウポンプ(なんだっけ?正式名称は灯油ポンプ?)

で抜くと通ってる液体が目視できますので

サビの塊が通過していくのがわかります。

 

さすがに通過している様は撮れませんでしたが

けっこうなサビが通過していきました。

 

 

 

わかる?

 

 

細かい砂みたいなのがサビの塊です。

 

これは洗浄した時に取り切れなかったのが

剥がれて出てきたんだと思います。

 

あとはサビ取り剤に溶け込んでいるらしいです。

 

少し色が変化したのはそのせいなのかもね。

 

 

 

サビ取り剤を全て抜いたら

その後は洗浄してはなりません。

僅かなサビ取り剤が内部のタンク内壁につき

それがサビ発生予防剤となるみたいんです。

 

なので余分にサビ取り剤をとっておき

最後、濃いめの希釈で作ったサビ取り剤で

タンクの内部を洗浄するようになじませます。

 

 

そこから全て排出させ完全乾燥させます。

 

 

その後、コックを装着し

車体に戻します。

 

ちなみにコックのところのパッキン(Oリング)は

必ず交換します。

とあるところではOリングだけ部品で出ないで

コックASSYじゃないと出ないと言われてますが

ちゃんとOリングだけで出ます。

 

参考までに品番のせておきますね

 

 

ここのOリングも交換せず液体ガスケットを塗って

再利用しているバイク屋さんも多いです。

これは交換しなきゃダメだぜ!

 

 

 

 

当然フィルターも交換です。

 

ちなみにメーカーは違いますが

性能、容量的には全く同じフィルターです。

 

こうも汚れるとはねΣ(゚д゚;)

 

今回のタンク洗浄でサビは撤去できたと思うけど

もし残ってたらここで止まって欲しいですね。

最後の砦ですわ。

 

 

 

 

完成!(^^)!

 

 

 

やっとこっさで完成です。

 

キャブのセッティングもバッチリなんで

軽く吹けあがります。

 

最終的には車検を取得して納車になりましたが

キャブのオーバーホールで例のOリング問題で

中古部品探したり他車の部品を適合してみたりと

時間がかなりかかってしまいました。

 

 

長かったカタナ編、これにて終わりです。

 

 

 

遠方からのご依頼

ありがとうございました。

d('-^o)☆スペシャルサンクス☆(o^-')b

 

 

 

 

これからは良い時期なんで

バイクライフを堪能してくださいまし(^▽^)/

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

 

 

 

 

お・ま・けの考察(私的時間)

 

今回はタンクがサビてコックから

燃料ラインを通りキャブ内にサビ等が溜まり

詰まってしまったという事だと思う。

 

タンクがサビるというのはバイクにとって

けっこうよく聞く話である。

しかも放置車両のほとんどがタンクはサビて

終わってると思う。

 

 

しかし。

 

しかしだ。

 

今回のカタナのケースは車庫保存。

 

ちゃんとした立派な車庫にて保管されていたらしい。

 

雨天も気にせず乗っていたが

基本オーナーはバイクを放ったらかしにする方ではない。

 

なぜその様な状態のバイクのタンクが

短時間でこんなにサビたのだろうか?

 

それは

違うところから判明した。

 

 

今回の修理前に実は一回エンジンストップして

しまったのである。

 

その際は当店の近所だったので

オイラが駆け付けて、その状態を見たんだけど

燃料がいってない感じにエンジンが止まる。

 

色々見た結果、あれ?これはもしやと

試しに

タンクキャップを外したままだとエンジンが止まらない。

 

なんでわかったかは経験かな。

 

そう、タンクキャップのエア抜きの

チェックバルブが詰まりガソリンがキャブに

落ちていかないのである。

 

今のバイクのタンクは負圧式だからね。

詳しくはggtちょ(*‘∀‘)

 

 

つまりだ。

そのキャップが全ての原因かもしれない!

 

 

 

 

恐らくこうだ。

 

キャップのチェックバルブ(またはチェックボール)は

小さなスプリングによって保持されている。

 

そこに圧力がかかり空いたり閉めたりするんです。

 

そのチェックバルブのところがおかしいのかな?と

思いキャップもオーバーホールしてみようと

思った。

※カタナのタンクキャップはバラせない構造ですが

バラせます。内部部品はバラでは出ません。

 

その時のバラした画像を取り忘れたのが

悔やまれるが

バラしてみたらスプリングがないのである!!

 

構造の感じ、借り物ですが貼っておきます。

※カタナのものではありません。

        ↓

 

 

オイラが見る前にもキャップが原因で

エンジンが止まったんだと思う。

それでオーバーホールを自分でやったかバイク屋で

やったかは不明だがバラしたはいいものの

上手く組めなかったんだと思う。

カタナのキャップはちとコツがいるんで。

 

 

って思うのは素人。

 

 

 

おそらくこれバイク屋の仕業。

 

ダメだったらそのものを取ってしまい

常に外気と同期させてしまえば

とりまエンジンは止まらんと。

 

そういう事だと思う。

 

それでダメになったまま乗り続けていると

常に解放されたキャップ穴から雨水は入るは

水分も入るはでサビたんだと思う。

 

んでトドメの穴にゴミが詰まり

結局キャップ詰まりによるエンジンストップと

言うことでしょう。

 

 

今回は内部部品が出ないということで

キャップASSY新品にしたから大丈夫だと思うけど

キャブのバラしもそうだけど整備がずさん過ぎる。

 

もっとしっかり点検、整備しようぜ!

 

こんなんじゃリピーターこないぜ!バイク屋さん。

 

なんて生意気な事をいってみる車屋である。

 

 

 

全国の全てのバイク屋がこうではないと信じています。

 

 

 

 

泣きを見るのは

いっつもエンドユーザー(オーナー様)なんだぜ。

 

JZX100 デフマウントカラー装着

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皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆

 

 

 

こちら千葉はほとんど雨降らなかったんで

知りませんでしたが

西日本の大雨、ニュース見てびっくりしました。

 

自然災害の力って

人間の造った物などあっけなく破壊していきますね。

 

今回かなりの被害や亡くなった方も出ているそうで

被災地の皆様やその関係者様、

ご冥福をお祈りいたします。

 

オイラも個人的な知り合いが広島に

住んでいるので安否を心配しましたが

連絡がつき無事が確認されほっとしました。

 

たまたまこっちに降らなかっただけで

いつ関東あたりに大雨が来るかわかりません。

 

災害対策なんて何一つしていない

オイラです(´・ω・`)

 

オイラみたいな人、多いと思う。

せめて避難場所の確認くらいしておこうぜ。

 

 

 

 

 

 

今回は

JZX100のデフマウントカラーの

装着作業です。

 

 

デフマウントカラー

 

 

ウェルド製デフマウントカラーです。

 

装着する車はJZX100ツアラーVです。

 

デフマウントは全部で4ヶ所あります。

そのうちの後ろ側の2ヶ所に装着するカラーであります。

 

後ろ側の2ヶ所のマウントはリアメンバーに圧入されて

いるところのブッシュです。

 

 

 

リアメンバー部

 

 

 

ここのブッシュの動きを抑えるカラーになります。

 

後輪駆動車、いわゆるFR車はリアデフにもろに

力が伝わります。

そうするとリアメンバーにブッシュを介して装着されて

いるデフは力がかかると暴れるのです。

普通に乗る分には問題ないのですが

スポーツ走行やドリフト走行をすると

一気にトラクションをかけたり急加速、急減速を

繰り返したりするとデフが暴れます。

 

実際乗っていても異音や振動がするんで

暴れているのがわかると思いますが

実際それを見ている訳ではないので

どのくらい暴れているかなんてよく

わかりません。

※機会がありましたらデフが暴れる動画が

色々落ちていますのでご覧になって下さい。

 

見た方はわかると思いますが

想像以上に暴れていると思います。

 

暴れているっていう事は

その分パワーも逃げているし暴れていると

動きも安定しません。

 

それを制御しようって事なんです。

 

あまり固めすぎてもダメなんです。

固めすぎはリアメンバークラックの原因となります。

 

マウントを固めるのにマウントを抜き鉄板や

アルミ材質でリジッドにしてしまうなら

待ったなしでリアメンバー溶接補強加工しましょう。

 

リアメンバーまでは…って考えてる方には

こういったカラーなんて良いんではないでしょうか。

 

 

【補足】

何もしていないフルノーマル車でも

メンバーカラーを入れてる車でも

リアメンバーは割れる時は割れます。

マウントカラーとメンバーカラーであとノーマル車の

リアメンバーが割れたなんて、もう何台も見ています。

 

元々JZX100のメンバーは割れやすいので

(普通に乗る分には全く問題ない強度です)

スポーツ走行やドリフト走行を考えている方は

リアメンバー溶接補強加工はオススメです。

 

 

 

 

 

ではでは

装着していきましょう。

 

 

加工

 

 

装着する準備をしていきます。

まず純正のリアブッシュを加工していきます。

 

加工っていうほど大げさな加工でありません。

ブッシュから小さなでっばりがあるんで

それをカットするだけです。

でっぱりはゴムなんで画像のようにカッターなどで

十分カットできます。

 

リアのブッシュには隙間が空いております。

 

ウェルド製のカラーはその隙間にカラーのでっぱりが

ぴったり入り込む造りになっており

よりリジッド感がでます。

こういった造りのカラーはウェルド製くらいですね。

他メーカーだとでっぱりがない物だったりします。

 

 

 


右側装着

 

 

 

純正ブッシュのでっぱりをカットして

カラーに潤滑剤をつけて挿入しボルトで固定。

 

あと純正のリアスタビが邪魔になるんで取り外しましょう。

全部外さなくてもマウント部だけ外して

垂れ下げておけば大丈夫です。

 

右側はボルトが一個で真ん中ですので

カラーの装着には向きはありません。

 

 

 

 

左側

 

 

左側も純正ブッシュのでっぱりをカットします。

 

左側はボルト2本なんでカラーの穴の位置を

合わせて装着します。

 

右側同様、潤滑剤を塗り装着していきます。

 

 

 

 

 

完成

 

 

 

装着後はこんな感じになります。

ブルーアルマイトが眩しいぜ!

 

今の若者は知らないだろう…

 

アニーのパンチラがねw

 

 

 

ちなみに今回は新品で取り付けましたが

中古などで装着される方はウェルド製のカラーには

マイナー前と後があるそうで。

今新品を買えばマイナー後です。

 

どこが違うの?って言われるとオイラも詳しく

知らないんでわかりませんが

見た目ではカラーにプリントされている文字が

違うみたいです。

画像と同じ文字であればマイナー後って事みたいです。

※他業者から聞いた事なんで合ってるかどうか

不明ですので参考までに。

 

 

装着後のインプレは

オーナー様曰く、しっかりとした感じになったと。

特に装着してから異音が出たとかは皆無でした。

 

 

他のメーカーに比べ

少し高価ですが「ちゃんと」している造りの

カラーはウェルド製オススメですよ( *´艸`)

 

 

 

 

さてさて

灼熱地獄と化した工場で

仕事やっつけてきますかーー(;^ω^)

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

 

 

【 P.S. 】

 

 

お客様から差し入れ頂きました。

 

Y君、d('-^o)☆スペシャルサンクス☆(o^-')b

 

 

 

もう最近猛暑続きなんで

ガッツリいかしてもらいやすぜ!

 

こないだなんか

こんなんだぜww

   ↓

 

 

 

ほぼ体温やんけwww

 

 

昼休み終わって仕事再開するかー!って

気温見たらこんなんじゃ

やる気も無くなるっちゅーもんですわ。

 

まぁ汗かいたら、かいたぶん

ビールが上手いんだけどもww

 

もうドMの世界ですわ( ´∀` )

 

R31 スカイライン ミッションドレン修理

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皆様(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)

 

 

 

 

毎日暑いね!

 

もう汗だくで仕事しております。

 

昨日は突然のスコールのような大雨が

降ってきて工場出口付近で作業していたら

下半身がビッタビタになってしまいました。

 

どうせ汗だくだし

濡れててもかまわねーや( *´艸`)って

仕事続けていたんですが

いかんせん靴のなかがグショグショだと

気持ちわりーのねw

 

なんか子供のころ

長靴履いて無駄に水たまりを見つけては

入ってみたけど長靴に穴が開いていて超濡れて

一気に気分がブルーになったのを

思い出したオイラです(´・ω・`)

 

 

長靴って耐久力ないおねww

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はR31スカイラインの

ミッションドレン修理作業です。

 

 

 

テラナツカシス!

ってなスカイラインが入庫しました。

 

画像を見てわかる通りビッカビカに磨き上げておられ

オーナーの大事に乗ってる感がものすごく感じられる

スカイラインであります。

 

オイラのなかでのR31の記憶はカックカクな

直線的なデザインのスカイラインで

個人的にはR31の4ドアが好きです。

 

もちろん2ドアも大好物であります。

2ドアは2~3個上の先輩が乗っていたのを

よく覚えてます。

もれなくトラストとか柿本のマフラーが入っていて

爆音を轟かせていたのを覚えてます。

 

 

オイラが整備士なりたての小僧だった頃に

よく31のパサージュを整備した記憶がありますね。

 

久しぶりに31を見るとそんな記憶が

よみがえってきます( *´艸`)

 

 

んでキレイなボディにも驚きでしたが

ワンオーナーって聞いて

更にびっくりエェッ!?(* □ )~~~~~~~~ ゚ ゚

 

オイラも自分のS14はワンオーナーだぜ!って

自慢ですが、そんなん足元にも及ばない猛者がw

 

だって31っていったら昭和でっせ!

 

 

平成初期の車ばっかり

いじってる奴に言われたくないってかwww

そんなに変わらんwww

 

 

もうじき平成も終わろうとしている昨今、

31一筋って方がいらっしゃるとは驚きです。

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなりましたが

かなりの遠方からの来店。

 

色々事情を聞いてみると

これだけ大事になさってるオーナー様の事なんで

メンテはかなり気にしている様子。

 

オイル交換もばっちりと言いたいところなんですが

なんとミッションオイルだけは

かなりの期間交換していないとの事。

 

 

 

 

 

もちろん理由はあります…

 

 

 

 

ミッションドレンボルト部

 

 

 

見てください。ドレンボルトの工具をかける

部分がナメまくってます。

 

この時代の日産のミッションドレンボルトも

シルビアなんかと同じでテーパー型ドレンボルトを

使っています。

※いい加減このドレン式をやめたほうがいいと

常々思う。

 

 

よくあるのが自分でDIYでミッションオイル交換を

しようとしてキチンとした工具を使わず

ナメてしまうケース。

 

ドレンの差し込みが四角形で

ここに合う工具ってよく見るっていったら

12.7(1/2)の差し込み。

ラチェットやボックスの差し込みを使って

緩めちゃったりするとこうなります。

 

 

今回もそういったケースでなめちゃったと思ったら

どおやら

これやらかしたのディーラーだってさ!!

 

普段は同業者の悪口とか突っ込みはしない

オイラだけど今回のケースは声を大きくして

言いたい('◇')ゞ

 

 

このオーナー様は長年付き合ってるディーラーが

あるらしい。

そこでずーっとメンテを行ってきた訳だが

ミッションオイル交換の依頼をしたら

こうなってしまったらしい。

 

しかも交換してドレンを締めたのもそこのディーラー。

ナメちゃたのもそこのディーラー。

 

んでナメちゃって強引に緩めると

最悪ケースが割れる恐れもあるし

なめちゃって(画像の通り生半可なナメ方ではない)

緩められないんで

ミッションオイル交換できません!

だってさ!

 

 

 

 

これってオーナー様なんにも悪くねーじゃん!

 

てかディーラーメカのミスじゃん!!

 

最後まで面倒見て

ちゃんとなおしてやれよ!!と強く言いたい。

 

 

 

こんな酷いディーラーもあったんですね。

 

もちろん非はディーラーにある訳ですから

オーナー様もかなり交渉したみたいですけど

結果、そこのディーラーじゃ無理だと。

お手上げだと。

 

 

 

んで

他の数件のディーラーをたらい回しにされ

ずーっとダメで困り果てて

ナルズに行き着いたと。

 

 

ちなみに先ほどのドレン部は抜き側。

 

 

 

 

 

入れる側はこの時代のドレンは

抜きの凹みに対して凸になってるんですが…

 

 

 

 

それも…

 

 

 

 

ナメてるじゃん!

 

 

ここも専用工具がある。

日産純正SSTもある。

各工具メーカーも専用工具も出している。

 

もろにモンキーで回してるやん…

 

当店では当然専用工具で交換作業を

行っている。

 

 

ディーラーがこんな仕事するぅ~?

 

てか入れる側ってそんなに固く締めなくても

いいんだよおおお?

 

余りにも酷い有様である。

 

 

オーナー様の

藁にも縋る気持ちで千葉の鴨川まで来たって

言う言葉が突き刺さりますわ。

 

 

 

そんじゃ余りにも酷すぐる…

 

 

待ってろ!おっちゃん!

今ドレン外してやんよ!!!

田舎の車屋なめんなよ凸(゚皿゚メ) ウラァァアア!!

 

 

こんちくしょーーーー!!

って感じにオイラの整備士人生と田舎の車屋の

プライドをかけてドレン緩めてあげた(大げさw

 

もちろんケースが割れるかも知れない、

ドレンがぐちゃぐちゃすぎなんでダメかも知れないって

前提で。

 

 

 

でもオイラ的には

こんなん何個も緩めてる経験とテクがあるんで

多分イケル!って8割は思ってた。

 

 

 

緩めてやったぜ!!

 

 

 

見事ドレンを緩めて取り外しに成功。

 

無事ミッションオイル交換が

できました(*‘∀‘)

 

 

もちろんナメまくりのドレンは交換です。

 

いや~こんなクソ田舎の車屋が

ディーラーが断った仕事を成功させると

なぜか気分がいいね!w

 

 

当店に日産ミッションのドレンの在庫は

常にありますので

ドレンも交換し完了です。

(ドレンはシルビア用だけど同じだからOK)

 

 

 

今回は余りのディーラーの失態、対応の酷さ

なんで記事にしましたが

皆様のお近くのディーラーが全てこうではないと

思います。

 

でもなかにはこういった古い車を乗り続けている

方に買い替え目的で過剰な修理金額見積りを出してみたり

うちではできませんと断ってみたりするディーラーも

少なからず存在します。

 

 

この31のオーナー様と少し話をしましたが

まだまだ乗り続けるご様子。

 

オイラ的には

こういったワンオーナーで乗り続ける方は

尊敬もしますし車に対する思いが凄いので

頭が下がる一方です。

メンテや維持に関する思いは人一倍だと思います。

 

 

 

 

今回は遠方からのご依頼ありがとうございました。

 

 

末永くR31を大事になさってくださいまし。

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

PNM12 プレーリーリバティ リアウイング加工取り付け

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皆様*゚o゚)ノ*゚o゚)ノ*゚o゚)ノコンチコンチコンチッ♪

 

 

 

 

異常なくらい暑いですね。

工場で仕事してると干からびそうなんで

今年こそスポットクーラーがないとアカンって

事で購入しようとしたら

狙ってたのが売り切れ…

 

そらこんな陽気が続けば

工場作業の方はみんな思う事は同じ訳で。

 

納期を聞いたら未定…

 

安物で取り合えず凌ぐか

待つかですが新しいのをリサーチしている

時間もないんで必然的に待ちです。

 

 

もう毎日我慢大会やってるような

オイラです(´・ω・`)

 

 

頑張って稼いで

事務所にシャワー設置したいのう…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回はプレーリーの

ウイング取り付けの作業です。

 

 

【!注意!】

内容はオーナー様に向けての内容が

メインとなります。

掲載が遅くなりお待たせして申し訳ありません。

ウイング取り付け以外にも作業を

していますので数回に分けて掲載する

予定です。

 

 

日産 PNM12 プレーリーリバティ 

 

 

 

今の若者は知らない方が多いだろう。

オイラ世代でも知らない方は知らないマイナー車

である(オーナー様スイマセン(;'∀')

知ってる方でもプレーリーと聞くとこれの先代モデルの

イメージが強いですね。

またリバティっていうとこれの後継モデルのイメージが

強い。

 

 

 

そんなプレーリーリバティなんです。

 

 

 

素性は意外と良く(これまた失礼;;)

エンジンは横置きながらSR20DETが搭載されております。

SRはS13系のSRですね。

ターボなんでエンジンは申し分ないのですが

車重がね…まぁワゴンなんで仕方ないですが。

 

エンジン系はシルビアなんかの流用が出来たり

するのですが外装なんかは本当に数少ないですね。

 

そんな状況でもオーナー様は色々調べあげ

パーツを揃えてカスタムを楽しいんでるお方です。

 

 

 

 

今回の依頼は

リアウイングの取り付けなんですが

そんな車種な訳で専用品ではありません。

別の車種のリアウイングを取り付けます。

 

ウイングはドルフィン製で

たしかアベニール用だっけな?

それを流用装着するんですわ。

 

 

 

装着するウイングはコチラ

      ↓

 

 

塗装しました。

 

 

ウイングはFRP製で白ゲル。

画像ではペイント済みですが

もちろんペイント前に事前にフィッティング、

仮付け調整を行っております。

 

ドルフィンのエアロは以前ステージアなどに

装着した事がありフィッティングや造りは

良かった記憶があります。

 

 

ですが今回のウイングはそうでもない。

 

 

巣穴はたくさんあるし、取り付け部には

ウイング側にナットが埋め込まれているんですが

それの取り付け位置がかなりアバウト。

まぁ相手をバカ穴にすればいいんですが

それでもテキトーにつけたら

ぶっ飛んでいきそうなリアウイングなんで

そこら辺はしっかりとした造りじゃなかったのが

残念ですね。

 

FRP製品だから個体差あると思うけど

ちっとそこの造りが精度が低い。

 

そもそも

流用するんだから文句は言えねーってかw

 

 

 

リアビュー

 

 

後ろのウイング装着ベースはこんな感じです。

 

プレーリーのリアハッチの造りは

リアガラスだけでも上に開きます。

それで普通にハッチごとでも開きます。

 

そのリアガラスのみ開ける時の

ヒンジにウイングを装着する感じになります。

 

 

 

装着ベース

 

 

装着部のアップです。

ベースに穴が空いておりますので

それを利用し取り付けます。

 

取り付け部の面積が少ないので

両面テープなどでは危険極まりないので

キチンとボルト&ナットで装着する予定です。

 

んで

これの最大な難関はベースの角度なんです。

 

この角度がやっかい。

 

さらにこのベースは見た目は真っすぐ

付いているように見えますが

下にいくほど広がっており

いわゆる末広がりな感じになっています。

 

なので取り付け面もキレイに

左右ぴったり同じって訳ではないのです。

 

 

なので

そもそも別車種のウイングをつけようって事が

難儀な訳でして。

 

 

仮合わせ

 

 

そのまま付けちゃうと

こんな感じになっちゃうwwwww

 

 

 

 

 

リアハッチの上にある

ハイマウントも隠れちゃうし

これは完全にアウト。

 

 

 

さてここからどーすんべかと思案し

間にかますステーを作る事に。

 

 

 

ステー制作途中

 

 

ワンオフなんで

何回も仮付けと作り直しを繰り返して

制作しました。

一応、外につくものなんで

サビや強度を検討した結果、ステンレスで制作。

 

5~6回の作り直しや調整をして

やっと完成(*‘∀‘)

 

 

 

 

ステー完成

 

 

溶接個所の処理をして角を落としてあります。

 

無塗装でいいと言う事なんで

ヘアライン仕上げです。

 

前記した通り

かなり位置がシビアなんで穴の位置とか

0.1ミリ単位で調整。

後々違うウイングをつける場合もあるかもなんで

多少穴をバカ穴にしてあります。

 

 

 

 

 

装着

 

 

 

こんな感じになりました。

 

カメラの撮り方が悪いんでウイングが浮いてる

感じがしますがルーフトップとウイングが

ほぼツラです。

少し下側から撮っているんでウイングが立ち上がって

みえますが

後ろから見るとキレイになるようにウイングも調整

してあります。

もちろんハイマウントも隠れずキチンと見えます。

 

ステーが目立つようならば

後でお好きな色を塗ってみたりシートなどを

貼ってみてはいかがでしょうか?

その辺はオーナー様に任せましょう。

 

 

 

 

これでウイング取り付けは完了です。

 

このプレーリーは

まだ作業が残っています。

 

その続きは次回です。

 

 

お楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

 

 

 

 

【 おまけ 】

 

先日お客様から差し入れ頂きました!

d('-^o)☆スペシャルサンクス☆(o^-')b

 

 

I様ありがとうございます。

 

 

貼ってある萌絵のキャラを見て

前にも貰った事があるのを思い出しました。

 

スイカはオイラの夏の主食です。

 

美味しく頂きます( *´艸`)

 

PNM12 プレーリーリバティ リアブレーキオーバーホール・ライニング交換

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皆様(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)

 

 

天気予報で少し気温が下がると

言ってましたが

40度近い気温が1度下がろうと

体感的には全く変わらんぜ。

 

熱中症には気を付けて仕事してますが

集中してしまうと脱水症状一歩手前くらいに

なってしまいます。

 

体がオーバーヒートしてしまうので

もう水がぶ飲みしてますわ。

 

空冷エンジンより

水冷エンジン的な特性のオイラです(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

今回は前回の続き

プレーリーの作業です。

 

前回の作業詳細はコチラ

 

 

前回リアウイングを取り付けました。

 

今回はリアのブレーキを交換します。

 

それと同時にスペーサーも交換していきます。

 

 

 

プレーリーのリアブレーキは

いわゆるドラム式。

 

なのでディスクブレーキでいうパッドが

ドラムだとライニングになります。

リアシューって言ったりもしますね。

 

ライニングは見ての通りブルーなエンドレス。

 

スペーサーはハブセンターが一体になる

タイプ。

 

ハブセン(赤いアルマイトのやつ)にツバが

ついており、そこにスペーサーがフィットするっていう

優れものらしいです。

 

ライニング、スペーサー共にオーナー様の

持ち込み品なんでそのくらいしかわかりません。

 

 

 

 

今現在の仕様は画像の通りの

スペーサーがついております。

これを交換するんですね。

 

これもハブセン(金色のやつ)がついているのですが

スペーサーがダメなやつ。

 

ダメって訳でもないけどね。

 

通称「骨スペーサー」

 

骨みたいになってるからかな?

なんでそう言うのかは知りません。

 

やっぱり構造上、隙間だらけなんで

精度が低いですね。

あとけっこう歪みます。

 

何回も繰り返し使ってみたり

脱着が多いと歪んじゃいますね。

 

リアならまだしもフロントには使いたくない

スペーサー。

フロントにいれるとハンドルの振れとかの

原因になります。

 

 

そもそも個人的にはスペーサーは

あまり入れるのは好きではありません。

 

どうしても入れるならプレート式ですかね。

高価なのがネックですけども。

 

 

 

 

早速作業していきましょう。

 

スペーサーとハブセンを外し

ドラムを開けます。

 

 

ドラム内

 

 

ドラムのなかはこんな感じになっています。

 

ライニングの構造やスプリングのかけ方、

調整の構造は各メーカー違います。

 

てかブレーキメーカーにより大きく違います。

 

このプレーリーのリアブレーキは

日産に多く見られるタイプ。

 

そんなに面倒なタイプではないです。

 

 

 

画像でいう両側がライニングです。

 

その真ん中の一番上にあるのが

ホイルシリンダーです。

 

そのホイルシリンダーをついでに

チェックしたところフリュード漏れを

おこしておりました。

※画像を取り忘れました。スマソ( ノД`)

 

よって

リアブレーキオーバーホールします。

 

リアカップ交換ってやつですね。

 

 

 

リアカップキット

 

 

カップキットは純正品(ピットワーク製)を使用。

 

なんとプレーリーのデータで部品注文したら

日産部品が2種類もってきた。

 

日産車あるあるの

ブレーキがナブコかトキコっていうやつ。

 

それによってカップも違う。

 

 

ちなみに←がトキコ。→がナブコです。

 

なんかナブコの方、袋が汚ったねw

何回も返品されてる感じ。

みんなトキコが多いのかな。

 

 

 

やっぱりトキコだった。

 

ナブコのカップキットはまた返品されて

いくのね。

 

 

 

 

オーバーホール

 

 

漏れの原因はカップ部分が

固くなってしまい弾力不足で漏っている感じ。

 

ゴム製品だからしゃーないね。

 

 

ホイルシリンダーはキャリパーと比べ

漏れが多く発生します。

 

ドラムに蓋されて普段はわかりづらいですが

車検時には確実にドラムを開けて

点検しましょう。

 

ドラムも開けるのも簡単なものもあれば

ハブごと外さないといけないものもあります。

 

今回のプレーリーみたいに

簡単に開けられるタイプは

タイヤ交換とかのついでに開けて

エアー吹いて掃除したりホイルシリンダーの

点検をしましょう。

マメなメンテは長持ちさせるコツですね。

 

 

 

豆のもんや

 

テラナツカシス( ´∀` )

 

 

 

 

 

 

 

 

ホイルシリンダーをオーバーホール(カップ交換)して

ライニングを組み込みました。

 

鮮やかなブルーが如何にもエンドレスw

 

ドラムを装着しブレーキ調整してエア抜き。

 

ドラム式は調整によりサイドの引き代も変化します。

 

場合によってはワイヤーも調整します。

 

エア抜きしたらサイドの引き代もチェックしましょう。

 

 

 

 

スペーサーとハブセンも交換しホイールつけたら

終わり!

 

ってなりましたが

そうはいかないのがオイラ。

 

ホイールつけてる時に違和感が・・・

 

 

 

ホイール裏

 

 

なんとハブセンが厚すぎて

ホイールがつけられないぜ!

 

なんてこったい!

 

って悩む事0.3秒。

 

 

 

 

 

 

無事解決(*^^)v

 

 

ハブセンは今までのを使い

スペーサーのみ交換。

 

これなら問題なくホイールつくし

スペーサーの精度もあがりバッチリでございます。

 

 

これにてリアブレーキの作業は完了。

 

 

 

 

このプレーリー、まだ作業が残ってます。

 

もう少しだけ続きます。

 

 

続きは次回のお楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

 

 

 

【 業務連絡 】

今月はお陰様で忙しくて水曜定休を返上し

休み無しでのフル稼働営業でしたが

明日8月1日(水)は用事が入ってしまい

定休どおり休業します。

 

また8月のお盆休み営業予定も近々掲載いたします。

 

よろしくお願いします。

 

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