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Channel: ナルズ工場長の出来事
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Z11 キューブ リアブレーキオーバーホール

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皆様(*ゝω・*)ノコンチャ☆・゚:*:゚

 

 

 

 

 

気づいたらもう6月デスヨ。

もう今年半分終わってごぜーマスヨ。

 

早いね~~(*´艸`*)

 

こんな時期なのに

今だ花粉症に悩まされてるオイラです(´・ω・`)

 

 

なんだろ?

新たな花粉に目覚めたのかしら…

 

 

いやぁねぇ(´Д⊂グスン

 

 

 

 

 

 

今回はZ11キューブの

リアブレーキのオーバーホール作業です。

 

 

 

 

車検で預かったキューブです。

 

リアのブレーキをチェックしたところ…

 

 

 

Σd(゚∀゚d)ォゥィェ!!! 

 

 

 

 

ブレーキシリンダからフリュード漏れを

おこしておりました

サビもけっこう発生しています。

 

 

 

 

ブレーキフリュード漏れは即修理で

ございます。

 

 

ライニング(ブレーキシュー)も残り僅かですね

 

 

 

これも一緒に交換します。

 

 

キューブのリアブレーキはドラムタイプ。

シリンダのピストンが動きライニングを押し

内側からドラム壁に押し付けるブレーキです。

 

シリンダのオーバーホールは

内部にゴムパーツ(カップ)がありますので

その部品を交換していく作業となります。

 

 

 

 

 

では早速バラシ。

 

ライニング

 

 

ライニングを取り外しました。

言わずとも上が旧、下が新品です。

 

ライニングは日産純正です。

 

 

 

比較

 

 

 

リアブレーキは構造上そんなに効くものではありません。

 

なのでフロントの様に減りません。

 

だけど新品と比較してみると

すんげー減ってるじゃん!って思うぜ。

 

ライニングもあまりギリまで使うと

シュー部分が熱で剥がれ落ちる事も

稀にあります。

ドラムは熱がこもるからね。

 

最近では座金とシューの接着がよくなったので

あまり聞きませんけど。

 

 

 

外したピストン

 

 

サビが発生していますが

ピストンの状態は思ったより酷くありませんでした。

掃除すれば大丈夫なレベルです。

 

 

 

ピストン清掃

 

 

 

ピストンは表面処理してありますので

ガリガリと削ってしまうと処理が落ちてしまい

さらにサビるようになってしまいますので

あまりやりすぎ厳禁です。

清掃でダメそうなら思い切ってASSY交換した方が

良いです。

 

画像のくらいなら大丈夫です。

ピストンのシリンダ接触面はもちろん

カップ取付部もきれいにします。

けっこうカップ取付部って掃除しない方が

多い。けっこうここキモだったりするのに。

 

 

 

シリンダ側

 

 

シリンダ内壁もサビもありますが

虫食いや傷もなく大丈夫そうでした。

 

 

 

シリンダ清掃

 

 

こちらもキレイキレイに。

 

うっすら傷がありますが

このくらいなら問題ありません。

傷があるのはピストン接触面。

これがカップ接触面だったらダメですよ。

 

 

ホイルシリンダのピストンとシリンダ本体は

車種などにより色々な種類があります。

ピストンがアルミだったりシリンダが鉄だったり。

まだその逆もしかり。

 

それぞれ材質により清掃方法が違います。

 

清掃しすぎて漏れが発生する事もあります。

 

ブレーキは最重要部品です。

DIYしようと思ってる方、少しでも不安でしたら

プロにまかせましょう。

 

 

 

いくらリアだからってブレーキは

なめたらアカンぜよ!

 

すっげースキだったナー

 

また土佐弁がもうね。

かわいかったナー(*´艸`*)

 

 

 

※【注釈】※

熱烈なる読者様という名の常連からの

ツッコミ(笑)で

なめたらアカンぜよ!のセリフは

スケバン刑事のものではなく

夏目雅子の映画のものらしい。

 

正確には

「おまんらゆるせんぜよ!」らしい。

 

聞くと

ああ~~そういえばそうね。と言う

レベルですね。

 

なぜかオイラにはスケバン刑事の

印象だったんですわ。

 

ホントドウデモイイデスネ

 

 

 

 

 

 

インナーパーツ

 

 

オーバーホールに必要なゴムパーツが

セットになっています。

いわゆるカップキット。

 

今回はピットワーク製のものを使用します。

 

 

※カップを組み込む際は

手がグリスまみれになりますので

最中の画像はありませぬ。

 

ちなみにカップをピストンに組み込むのは

ちとコツがあります。

なので組み込む専用工具もあります。

 

でも手で全然組めます。

てか専用工具使った事ないぜw

 

キューブの場合はカップより

ブーツ組む方が面倒だったりもするけど。

 

 

 

 

組み込み完成

 

 

 

ライニングの角を落とすのは当然。

初期馴染みと鳴き防止の為です。

 

ドラムタイプのブレーキはよく鳴きます。

 

角を落とすだけでもかなり鳴き防止になります。

 

 

この後

ブレーキ調整して

サイドも調整して

フリュードをエア抜きして完了です。

 

ドラムタイプのブレーキは調整すると

サイドの引きしろ(踏みしろ)も変化します。

 

適正な引きしろに調整します。

 

 

これでリアブレーキはバッチリです。

 

このキューブは10万キロ超え。

 

って事はリアライニングは10万キロ持ったって

事だ。

 

次にライニングを交換する事は

多分無いと思うww

 

 

あるのかな?

 

今20万キロ乗る方増えたから

あるかもね!

 

 

 

今だ小型車とか軽自動車は

リアドラム車が主流。

 

ドラム開けてみないと

チェックはできないが

車検の際にはキチンと開けてチェックしましょう。

大きな声では言えないが

最近ドラム開けないまま車検通す修理屋さん

多いですからね…

 

でも記録簿には開けてチェック済みに

なってたりするから

エンドユーザー様はわからない。

 

 

 

おー怖 ( ゚∀゚; )タラー

 

 

つくづく

見えないところの修理って

信頼だと思う。

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪ 


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