皆様チィ━━ヽ(〇・△・)人(・△・〇)ノ━━ッス
今日は朝から出張で
先ほど(16時)に帰ってきました。
天気が急に曇り雨が降りそうな
雰囲気でしたが
なんとか降られる前に帰って
これてヨカタ。
てか雨降ってないけどw
オイラは曜日感覚が
麻痺してるんで
なんでこんなに道混んでるんだろ?って
思ってたけど今日月曜日なのね。
道中ずーっとトラックに
ベタベタに煽られっぱなしのオイラです(´・ω・`)
もちろんオイラは至って普通に
運転してましたよ。
急いでるのはわかるけど
混んでるんでどうしようもないのに。
事故なんかしちゃったら
もっと遅れちゃうのにねぇ。
○○運送って看板しょってる
トラックなのに
よーやるわ。
今回は前回からの続き
S15シルビアの作業を
行っていきます。
前回→コチラ
前回までにリアメンバーの
補強が終わったので
今回はドライブシャフトの
オーバーホール作業を
していきます。
ドライブシャフト
左ドライブシャフトがダメになったので
程度の良い中古をベースにします。
もちろんオーバーホールは
左右行います。
ちょいと書き忘れてましたが
当初はドライブシャフトブーツ切れだと
思い入庫したのですが
実際はブーツは切れていませんでした。
グリス漏れてたドラシャ
見た目、ブーツは切れてませんが
グリスは確かに飛び散った跡があります。
グリスの飛び散った様子→コチラ
ブーツ切れてなくても
こんなにグリス出ちゃうのね(´;ω;`)
ブーツのヒダをのばして切れを隅々まで
チェックしましたが、やっぱり切れていない。
恐らくデフが暴れた事により
ブーツとバンドの隙間からグリスが
出てしまったのではないでしょうか。
てかそれしか考えられん。
まぁガタが出てしまってダメになったから
もうこのドラシャは使わないから
いいんだけども。
では早速バラしていきましょう。
バラすと
でろーんってカニミソみたいなグリスが
出てきます。
ドライブシャフトのオーバーホールは
めっさ汚れる作業ですわ。
先端のクリップを外せば
ベアリングを単体に出来ます。
ベアリングをとらないとブーツ交換できません。
こんな感じに
ドライブシャフトのオーバーホールは
とにかく洗浄です。
キレイにしてベアリングのあたり面に
傷がないか、変な段差ができてないか
ガタはないか等を
念入りにチェックします。
ドライブシャフトブーツキット
日産部品にてブーツセットというのが
あります。
ブーツやバンド一式とグリスがセットになっています。
以前はインナーとアウターでグリスが違ったんで
部品がそれぞれありましたが(と思った。違ったらスマソ)
今はインナーアウター共通部品です。
ブーツ単体でとってグリスは社外のグリスって
手もありますが、ここのベアリンググリスは
ちと知識がないと社外を使わない方が
いいですね。
けっこうこの純正セットの付属されている
グリスって優秀ですよ。
今までオーバーホール時は純正を
使ってますが不具合でたケースはありません。
ドリフトオンリーでサーキット専用車とかなら
社外のグリスをオススメしますが
そうすると定期的にグリス交換をしないと
いけません。
本当は純正グリスも定期的に交換しないと
いけないのですが純正だとサイクルが
長めなので交換する方は
ほとんどいませんけどね。
片側完成です。
途中経過の画像は手がグリスまみれで
撮れなかったのでご勘弁を。
ブーツが新しくなって
とても気分的にいいですね(´∀`)
ちなみにグリスはいっぱい入れたからって
いいものではありません。
かといって少なすぎもダメなのです。
適量ってやつですわ。
左右完成
ドライブシャフトの
オーバーホール完成です。
ご自分でDIYするなら
グリスまみれになるんで
ビニール手袋と汚れてもいい服装は
必須ですよ。
ドラシャが完成したので
装着していきます。
と、その前に・・・
シルビア乗りの方、
特にS15乗られている方なら
ご存知かと思いますが
ドライブシャフトを固定するハブ側の
センターナット、
これすぐ緩みます!
センターロックナット
画像を見てもらえるとわかると思いますが
S15のナットはワッシャと一体型
(ツバがついている)ナットです。
S14のナットはワッシャとナットが別々に
なっています。
なぜかS15のナットはよく緩むのです。
S14(S13もこれです)の方は
緩むって事はほとんどありません。
発進時(ゆっくり発進する時が特に)に
「コツン」とか「カン」って小さな音がリアから
する場合はここが緩んでることがあります。
メンバー割れやナックル割れの初期と
同じ音っぽいので
ヤベー、メンバーかナックルに
クラック入ったかも!
もしくはハブベアリング逝ったのかも!
と焦りますが
けっこうセンターナットの
緩みが原因のケースが多いです。
この車両も実際バラす時に
気づきましたが右のナットが
緩んでました。
対策としてはS14のワッシャとナットに
交換すれば緩むケースも少なくなります。
当店ではドライブシャフト脱着の際に
緩んでいたのを発見すると
S14のワッシャとナットに交換します。
値段的にも安価だったと思う。
これで緩まないはず
なんでS15になってセンターナットが
ワッシャ一体型(ツバつきナット)になったかは
不明です。
もしかして部品点数を減らすため?
それってコストダウン?
シルビアってS14→S15ってエンジンもボディも
良くなったイメージがあるけど
端々の部品は思いっくそコストダウンしてますからね。
削れてしまったデフサイドフランジとドラシャフランジを
繋いでいるボルトも交換します。
ここのボルトはホームセンターとかで売ってる
汎用のボルトとか使ったらアカンで。
これも安価なんで純正を使いましょう。
違うボルトで少しでもガタがあったり隙間が
あったりすると緩んだり曲がったりしますからね。
あとは各アーム類を組みつけていきます。
本締めするときは1G締めします。
特にロアアームのメンバー側のブッシュのところは
よじれるんで1G締め必須です。
完成d(・∀・)
マフラーを装着して完成。
これでバッチリンコですわ。
飛び散ったグリスもキレイキレイにしました。
リア周りを一気にリフレッシュされ
メンバーも補強されたので
作業前に比べリアの動きは
かなり改善されたのかと思われます。
これでトラクションもきっちり
かかる事でしょう。
これにてS15のリアメンバーは
終わりです。
何回かに分けての
長編の内容、ここまで読んでくれた方
ヾ(◎´д`)ノ[Thank You!!]
今回は遠方からのご依頼
ありがとうございました。
これからも
シルビアライフ
楽しんじゃってください(*´艸`*)
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪