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Channel: ナルズ工場長の出来事
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HCR32 スカイライン No.3 タービン

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皆様コンニU。・x・)ノ チワン!

 

 

 

年明けてけっこう経つのに

年末からの体調不良が長引き

なんか毎日ダルさマックスな

オイラです(´・ω・`)

 

最近体調不良をおして

残業なんやってるから

全然よくなんねー(TωT)

 

みなさんも

お気をつけてね。

寒い時は無理しちゃなんねーぜ。

 

 

 

 

 

 

去年からの続きですが

HCR32スカイラインの

作業の続きです。

 

前回の内容→コチラを参照

 

 

 

 

前回、タービンをチェックしたところでしたね。

 

 

 

 

 

 

そのタービンの事なんですが

 

降ろしたタービン

 

 

よくある純正タービンです。

 

このHCR32が入庫した当初から

タービンあたりからの異音が気になっていたので

降ろしたついでに単体チェックしてみましょう。

 

 

早速タービンのまわりのものを

外していきます。

 

 

 

 

タービンが単体になったところで

目視などのチェックです。

 

 

*゚Д゚)*゚д゚)*゚Д゚)エエェェ

 

 

 

画像を見てすぐに気づきますねw

 

はい、タービンのハウジングボディに

タービンブレードが接触した跡がバリバリに

あります!

 

ブレードを手で回してみると

もうゴリゴリいってますがな!

 

手で回すと上手く回りません。

ひっかかる感じです。

 

ブレードの軸には

かなりのガタがあります。

 

異音の原因はこれでそ。

 

こんなんじゃブーストかかってもきれいに

回ってなかったと思われます。

 

 

 

これはもう交換ですね。

 

 

 

 

どうせ交換してしまうので

どこまでダメージがいってるかタービンバラしてみましょう。

 

画像はインテーク側です。

意外とブレードの欠けはありませんでした。

 

ブレードよりハウジングの方がヤバい。

もうガリガリです。

 

 

Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

 
 

 

削れて光っているところが接触していた

ところです。

ここ最近見たブローしたタービンのなかでも

なかなかのダメージっぷりです。

 

 

 

 

エキゾースト側もバラそうとしてたら用事が入ってしまって

ここまで。

 

タービン軸のスラスト方向のガタも

かなりありました。

 

 

 

さてさてタービンはオーナー様と相談の結果

中古にて交換します。

 

 

 

 

中古タービン

 

 

予算の都合で少し安めのを購入。

 

長く乗るのなら間違いなく

リビルト品がおすすめです。

まぁ予算があれば新品にこした事はないですが。

 

HCR32も古い車なので中古もけっこう程度良い

ものが少なくなっています。

 

まぁ今回は予算に限界があるので

オーナーと相談して中古をチョイスしました。

 

一応このHCR32は後期なんで

タービンも後期のものを購入。

 

ちなみにこの画像見ただけで後期タービンだ!と

わかった方は立派なR32マニアです。

もちろんオイラもわかりますよ。

 

ヒントはインテーク側ボディ形状と

水とオイルラインのバンジョーのところです。

 

気になる方はggtみてくださいまし。

 

ちなみに前期と後期ではタービン水ライン

が違います。

 

 

本来はタービン単体で手で

ブレードを回してはいけません。

詳しくは知りませんがオイラは

そう教えられました。

スラスト方向に動かしちゃうとダメだったと

思う。

中古ならともかく新品タービンとか

手でガンガン回さない方がいいと思うぜ。

 

 

 

 

 

タービン周辺のものを組付けます。

 

もちろんガスケットやパッキンは全て新品交換です。

 

画像切れちゃってますが

タービンアウトレットのフロントパイプが

つくところのスタッドボルトも新品です。

単体にした時はここのスタッドボルトを交換

しやすいのでついでに交換がいいですね。

 

今回はスタッドが錆びまくりでネジ山も

潰れて無くなっていたので交換しました。

 

 

さてこれでエンジンにとりつけましょう。

 

 

 

 

装着

 

 

RB20純正タービンはタービンからの水とオイルラインの

パイプがとてもつけにくい。

しかもバンジョーボルトを締めるのも

すごくやりにくい。

ストレートメガネがあると多少楽ですよ。

 

 

 

 

タービンが乗ったらインテークパイプなどを組み

エンジンオイル、クーラントを入れてエンジン始動。

 

知らない方や初めてタービン交換した方は

けっこうビビりますが

エンジンかけたてだとタービン周りから

けっこうな白煙がモクモクとあがります。

 

これはタービンやエキマニについたオイルや

新品のガスケットに熱が入った事によって

白煙が出ます。

 

白煙は10分程度で消えますので

ご安心を。

 

しっかりとクーラントのエア抜きを行い

オイル漏れやクーラント漏れをチェックし

問題なければ試乗チェックします。

 

 

 

結果

異音は消え、排気漏れも完治、

ブーストもキレイにかかり

絶好調であります!( ^ω^ )

 
シルビアばっか乗ってると
スカイラインの6発の音っていいおね!
 
中古タービンがどうなのか不安でしたが
大丈夫そうです。ブーストもしっかりかかります。
 
 
 
 
 
これにてHCR32編終了となります。
 
エキマニからの排気漏れの修理依頼でしたが
蓋を開けてみればタービン交換の修理と
なってしまいました。
 
 
しかしオイル漏れもなおり
エンジン絶好調となったので
オーナー様は非常に満足されていたので
よかったです(*^▽^*)
 
 
 
 
 
HCR32も旧車の部類となり
部品供給の不安も出てきました。
中古パーツもなかなかの値段が
上がってきている現在であります。
 
このあたりの年式の車(平成3~5年)の
他の車に比べ部品はまだ出ます。
保安部品と車検関係の部品はまだまだ
大丈夫そうです。
内装とかもう無い部品がほとんどですけどね。
 
これからHCR32を維持していくのも
大変になってきそうですが
基本となるメンテをしっかりとすれば
長く乗れると思いますよ。
 
最近じゃR32の中古車相場は高騰なので
オーナー様はきっちりメンテ管理して
いかないとですね。
 
 
今回は遠方からのご依頼
ありがとうございました(∩・∀・)∩
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

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