皆様コンニチハ(・∀・)/
今日は一段と寒いですね。
なんか雪っぽいですけど
今(夕方)はまだ雨と雪半々状態です。
すんげー寒いけど
朝そうでもなくてバケツに氷すら
はってませんでした。
体感温度と実際の温度が
違うのかも知れませんが
寒いもんは寒いぜ!
暖房器具が無いと死ねるレベルですわ。
寒さ大嫌いなんで着込んでモコモコに
なって動きづらいオイラです(´・ω・`)
だからトイレとか大変…
今回はバモティの
タイミングベルト交換作業です。
賢明なる読者様なら
言わずと知れた当店のスーパー運搬車両の
バモティです。
お陰様で今回めでたく?2回目のタイミングベルト
交換となりました。
よく働いてくれるすごい奴なんです。
バモティちゃんは(*^-^*)
通常タイミングベルト交換は10万キロに1回
交換ですが
ホンダ車なので、ちと早目の交換です。
なんで早目なのかは過去のブログを参照して
下さいね。
なので今回は大体17万キロあたりでの交換です。
HH6に限らず
この辺りのアクティやアクティトラック(軽トラ)
は大概リアエンジンです。
同ボディのバモスも同じです。
正確にはリアミッドシップエンジンになります。
完全にリアエンジンはスバルのサンバーとか
ポルシェになりますね。
なのでエンジンはリアの荷台の下に
あるっちゅー訳ですな。
リア左から
リア左のホイールを外すとエンジンが
見えるでそ。
上からは
リアの荷台マットを剥がし
エンジンの蓋(荷台の蓋?)を開けると
エンジンとご対面できます。
エンジン
さてさて始めていきましょうかね。
ちなみにリア左タイヤハウス内からエンジンが
見えるって事なんで画像に写っている通り
エンジンオイルレベルゲージがここにあります。
一応、ゴムのガスケットが入っていて
ゲージもネジ込み式なので外れるって事は
無いでしょうがオイラは悪戯されそうで怖いですね。
知ってる人ならタイヤハウスに
ひょいと手を突っ込めればゲージ取れますからね。
でもアクティとか軽トラにそんなんやる奴
いねーか?バモスとか怖いね。
そんな悪い奴が居ない事を祈ります。
まぁ作業する側のエンジンがタイヤハウスからなので
作業中にカバー内に砂や土が入る恐れも
あります。
当店はこのようなタイミングベルト交換前には
必ずスチーム洗浄により汚れや土砂等と洗い流してから
作業に入りますのでご安心下さいo(^▽^)o
画像のエンジンもキレイでそ?
きったないところは年式相応ですわw
まず補類機などを取り外していきます。
画像ではファンベルトなどを外しクランクプーリーを
外したところです。
尚、このタイプのタイミングベルト交換をするのに
エンジンマウントを外さないとできません。
要はエンジンを別で支えないといけないのです。
当店の場合はジャッキなどで支えちゃいますけど。
続いてエンジンフロントカバーを外せば
タイミングベルトとご対面できます。
よく聞かれる事なんですが
アクティなどのエンジンのタイミングベルト交換の
時にフロントカバーを外すのにタペットカバー
(エンジンヘッドカバー)を外さないとダメなの?
とよく聞かれます。
確かに修理書にはタペットカバーを外してから
フロントカバーを外すとなっていたはずです。
※違ってたらスマソσ(^_^;)
でも実際はタペットカバーを外さず
フロントカバーを外す事が可能です。
画像を見てもらえるとわかりますが
タペットカバー外してないですよ。
クランク側
例によって一緒にクランクのオイルシールも
交換します。
特に漏れもなかったのですが予備的に交換
します。
カム側
カムのオイルシールも交換します。
カムの場合はクランクと違い、ついでと言うには
ちとカムプーリーを外さないといけないので
ついでって感じでも無いですね。
実はこのバモティ、当店に来た
理由がエンジン不具合によって
買い替えによる下取り車。
このエンジンによるあるヘッドガスケット抜けを
起こしていて各シール類からのオイル漏れも
あったエンジンです。
それをオイラがエンジンを組んで
復活させて代車として使用している車なのです。
組んでから約10万キロ走っているので
そのチェックを含めてのタイミングベルト交換です。
その際にシール類も交換しているのですが
けっこう漏れるシールでもあるので
今回交換します。
エンジン組んだ後のチェックですが
今回カバーを開けてみて、なんの不具合も
ありませんでしたので一安心ですけどね。
ウォーターポンプ
今回は見送る予定のウォーターポンプでしたが
ベルト外して単体チェックしたところ
ちとガタもあり異音も少し出ていたので交換しちゃいます。
特にクーラント漏れを起こしている訳では
ないですが、このままだったら次のタイミングベルト交換
まで漏れそうなので(次回交換あるのか??w)
やっちゃいます。
ちなみに新品のウォーターポンプは
空の状態(単体の状態)で手で回しては
いけません。詳しくはわかりませんが漏れの
原因となるそうです。
サーモスタット
これも予備的な交換になるのですが
前回交換したんだか忘れてしまったんで
気になるなら交換してしまえって事で
交換しちゃいます。
ウォーターポンプ交換と違いタイミングベルトの
ついでではなく後から単体交換できるのですが
まぁうちの車なんでやっちゃいますわ。
余談ですがなぜかアクティのサーモも
けっこうな不具合がでます。
なんででしょうかね?サーモケースが
下回りに剥き出しだからでしょうかね。
でもライフとかエンジンが前にあるのも
ダメになるしなぁ。 なんででしょう?
話が脱線ついでに書きますが
エヴリィなどのスズキ車の軽なんかの
サーモスタット故障は開きっぱなしに
なっちゃうのがほとんどなんですよ。
いつまでもヒーターが冷てえ!って感じに。
なぜかホンダ車の軽は閉じっぱなし
(正確には閉じ気味で完全に開かない
訳じゃない)なんですわ。
うちに入庫する車だけなのかな?
組付け
ポンプを交換し各プーリーも交換し
ベルトを装着します。
こういう時のシングルカムエンジンは楽です。
完成
カバーをつけてマウントを戻せば
とりあえず完成です。
ホンダ車をいぢった事のある方は
わかると思いますが
ここまでウォーターライン関係を
(ポンプやサーモ)を交換すると
この後のクーラントのエア抜きが
なかなか抜けません。
抜けるときはけっこうすんなり
抜けちゃうんだけど、今回は時間かかってもうた。
タイミングベルト交換している時間より
エア抜きしている時間の方がかかりました。
これはホンダ車の宿命、
いやいやリアエンジン(ミッドエンジン)の
宿命でしょうね。
アクティの場合ヒーターコアのエアが
極端に抜けにくいので大変ですわ。
しかもアクティはやっとの事で
ヒーターのエア抜きができたと思っても
(ヒーターが抜けると温風が出る)
そこからさらに抜かないとダメですからね。
やり方のコツっていうか抜けやすいコツ
みたいなのは色々ありますが
ggtみてください。
オイラのやり方はシンプルに
エンジンからのサービスホールからのエア抜き
とホースもみもみ攻撃ですわw
よく昔の整備士さんとかやりますが
ある程度エア抜きできたら実走すると
抜けちゃうよって言う方もいらっしゃいますが
アクティは抜けません。
てか下手するとヘッドガスケットが抜けますので
やめましょう。
違うもん抜いてどーすんだw
しっかりとエア抜きができたら
作業終了となります。
これで更なる延命治療を施され
まだまだ酷使されるバモティちゃん。
これからも頑張ってちょうだいね(^ε^)♪
次のタイミングベルト交換(30万キロあたり)は
あるのか??
オイラ自体が気に入ってる車なんで
あるかもね!
それでは
(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪