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Channel: ナルズ工場長の出来事
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PNM12 プレーリーリバティ リアブレーキオーバーホール・ライニング交換

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皆様(^コ^)(^ン^)(^ニ^)(^チ^)(^ワ^)

 

 

天気予報で少し気温が下がると

言ってましたが

40度近い気温が1度下がろうと

体感的には全く変わらんぜ。

 

熱中症には気を付けて仕事してますが

集中してしまうと脱水症状一歩手前くらいに

なってしまいます。

 

体がオーバーヒートしてしまうので

もう水がぶ飲みしてますわ。

 

空冷エンジンより

水冷エンジン的な特性のオイラです(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

今回は前回の続き

プレーリーの作業です。

 

前回の作業詳細はコチラ

 

 

前回リアウイングを取り付けました。

 

今回はリアのブレーキを交換します。

 

それと同時にスペーサーも交換していきます。

 

 

 

プレーリーのリアブレーキは

いわゆるドラム式。

 

なのでディスクブレーキでいうパッドが

ドラムだとライニングになります。

リアシューって言ったりもしますね。

 

ライニングは見ての通りブルーなエンドレス。

 

スペーサーはハブセンターが一体になる

タイプ。

 

ハブセン(赤いアルマイトのやつ)にツバが

ついており、そこにスペーサーがフィットするっていう

優れものらしいです。

 

ライニング、スペーサー共にオーナー様の

持ち込み品なんでそのくらいしかわかりません。

 

 

 

 

今現在の仕様は画像の通りの

スペーサーがついております。

これを交換するんですね。

 

これもハブセン(金色のやつ)がついているのですが

スペーサーがダメなやつ。

 

ダメって訳でもないけどね。

 

通称「骨スペーサー」

 

骨みたいになってるからかな?

なんでそう言うのかは知りません。

 

やっぱり構造上、隙間だらけなんで

精度が低いですね。

あとけっこう歪みます。

 

何回も繰り返し使ってみたり

脱着が多いと歪んじゃいますね。

 

リアならまだしもフロントには使いたくない

スペーサー。

フロントにいれるとハンドルの振れとかの

原因になります。

 

 

そもそも個人的にはスペーサーは

あまり入れるのは好きではありません。

 

どうしても入れるならプレート式ですかね。

高価なのがネックですけども。

 

 

 

 

早速作業していきましょう。

 

スペーサーとハブセンを外し

ドラムを開けます。

 

 

ドラム内

 

 

ドラムのなかはこんな感じになっています。

 

ライニングの構造やスプリングのかけ方、

調整の構造は各メーカー違います。

 

てかブレーキメーカーにより大きく違います。

 

このプレーリーのリアブレーキは

日産に多く見られるタイプ。

 

そんなに面倒なタイプではないです。

 

 

 

画像でいう両側がライニングです。

 

その真ん中の一番上にあるのが

ホイルシリンダーです。

 

そのホイルシリンダーをついでに

チェックしたところフリュード漏れを

おこしておりました。

※画像を取り忘れました。スマソ( ノД`)

 

よって

リアブレーキオーバーホールします。

 

リアカップ交換ってやつですね。

 

 

 

リアカップキット

 

 

カップキットは純正品(ピットワーク製)を使用。

 

なんとプレーリーのデータで部品注文したら

日産部品が2種類もってきた。

 

日産車あるあるの

ブレーキがナブコかトキコっていうやつ。

 

それによってカップも違う。

 

 

ちなみに←がトキコ。→がナブコです。

 

なんかナブコの方、袋が汚ったねw

何回も返品されてる感じ。

みんなトキコが多いのかな。

 

 

 

やっぱりトキコだった。

 

ナブコのカップキットはまた返品されて

いくのね。

 

 

 

 

オーバーホール

 

 

漏れの原因はカップ部分が

固くなってしまい弾力不足で漏っている感じ。

 

ゴム製品だからしゃーないね。

 

 

ホイルシリンダーはキャリパーと比べ

漏れが多く発生します。

 

ドラムに蓋されて普段はわかりづらいですが

車検時には確実にドラムを開けて

点検しましょう。

 

ドラムも開けるのも簡単なものもあれば

ハブごと外さないといけないものもあります。

 

今回のプレーリーみたいに

簡単に開けられるタイプは

タイヤ交換とかのついでに開けて

エアー吹いて掃除したりホイルシリンダーの

点検をしましょう。

マメなメンテは長持ちさせるコツですね。

 

 

 

豆のもんや

 

テラナツカシス( ´∀` )

 

 

 

 

 

 

 

 

ホイルシリンダーをオーバーホール(カップ交換)して

ライニングを組み込みました。

 

鮮やかなブルーが如何にもエンドレスw

 

ドラムを装着しブレーキ調整してエア抜き。

 

ドラム式は調整によりサイドの引き代も変化します。

 

場合によってはワイヤーも調整します。

 

エア抜きしたらサイドの引き代もチェックしましょう。

 

 

 

 

スペーサーとハブセンも交換しホイールつけたら

終わり!

 

ってなりましたが

そうはいかないのがオイラ。

 

ホイールつけてる時に違和感が・・・

 

 

 

ホイール裏

 

 

なんとハブセンが厚すぎて

ホイールがつけられないぜ!

 

なんてこったい!

 

って悩む事0.3秒。

 

 

 

 

 

 

無事解決(*^^)v

 

 

ハブセンは今までのを使い

スペーサーのみ交換。

 

これなら問題なくホイールつくし

スペーサーの精度もあがりバッチリでございます。

 

 

これにてリアブレーキの作業は完了。

 

 

 

 

このプレーリー、まだ作業が残ってます。

 

もう少しだけ続きます。

 

 

続きは次回のお楽しみに♪

 

 

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

 

 

 

【 業務連絡 】

今月はお陰様で忙しくて水曜定休を返上し

休み無しでのフル稼働営業でしたが

明日8月1日(水)は用事が入ってしまい

定休どおり休業します。

 

また8月のお盆休み営業予定も近々掲載いたします。

 

よろしくお願いします。

 


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