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Channel: ナルズ工場長の出来事
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PNM12 プレーリーリバティ ヘッドカバー交換

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皆様☆Hey!ヽ('ー'#)/ Hello!☆

 

 

最近は暑くなったり

また涼しくなったり

ゲリラ豪雨が降ってみたり

台風が連チャンで来てみたり

容赦ないですね。

 

陽気についていけないのか

体がまだ完全ではないのか

わかりませんが、ちと熱中症っぽい。

 

なんで少しペースダウンというか

残業しないように仕事を調整してます。

 

また倒れちゃったら仕事ストップに

なっちまうんでそれだけは避けたい。

 

今更ながら無理しただけ

きちんとツケが回ってくるのを

実感したオイラです(´・ω・`)

 

 

やっぱり休む時はしっかり休まないとね。

残暑厳しくまだまだ暑いらしいので

皆さんもお気をつけて下さいまし。

 

 

 

 

 

今回は前回の続き、

プレーリーの作業です。

エンジンヘッドカバー交換

します。

 

 

 

イカしたヘッドカバー(タペットカバー)であります。

 

所謂結晶塗装というやつで

技術のある業者による施工です。

 

PNM12のエンジンはSR20DET。

シルビアでいうとS13系のSRになりますね。

 

違うところは細かいところはたくさんありますが

大きく違うところはPNM12の点火方式は

プラグコード式になります。

 

 

今回ヘッドカバーを外して

この塗装済みヘッドカバーに交換するのですが

一緒にパッキン類、ガスケット類、ブローバイホース類も

交換します。

 

そして前回の作業でオイルパンを剥がした際に

発見されたエンジンオイルの汚れや蓄積された

スラッジ。

 

前回の作業内容(オイルパン)はコチラ

 

かなり酷い状態でしたのでヘッドカバーを外せば

ヘッド内部、カム周辺が確認できますので

その辺のオイル状態はどうなっているか

一緒に点検していきます。

 

 

 

では早速ヘッドカバーを取り外していきます。

 

 

純正ヘッドカバー

 

 

 

S13系のSRターボは赤や黒に塗装されているのに

プレーリーは無塗装。

アルミ地肌色ですね。

 

これは主に先ほど紹介したプラグコード式のせい。

 

S13系でもターボの無いモデル、通称Q'sといわれる

S13に搭載されているSRエンジンもプラグコード式。

そのヘッドカバーもアルミ地肌色なんです。

 

確認はとってませんがその時代のエンジンなんで

共通部品なのか同じ意味合い(コストダウン)で

アルミ地肌色なんだと思います。

 

話は脱線しましたが

取り外しにかかります。

 

外す前に確認しましたが

ヘッドカバーのパッキンの隙間から

液体ガスケットのベンガラ色が確認できますね。

 

これは一回ヘッド開けてますね。

通常、ここにベンガラは塗ってありません。

 

 

 

御開帳♪

 

 

開けてみたら

けっこうな具合で液ガスがべったり塗ってありました。

 

どういった理由でヘッドカバーを開けたのかは

知りませんが、その際にパッキンを再利用するのに

漏れを心配して液ガスを塗りたくったんだと思われます。

 

こりゃ掃除が大変だぜ( ノД`)シクシク…

 

心配されていたオイルの汚れ具合は

カム頭などの摺動部はそんなでもありませんね。

 

それ以外はもう真っ黒。

 

画像ではけっこうキレイに見えますが

実際はもっと真っ黒けであります。

 

ここは汚れても問題ないんですが

カム上のチューブなんて

エライ色してますぜ。

 

 

1番あたり

 

 

ヘッドボルトあたりやバルブスプリングあたりも

エライ事になってますね。

ここまで汚れちゃうとエンジンフラッシングで

落とせるレベルではありません。

 

余談ですが

よく広告とかで、このくらいの汚れが

この添加剤、もしくは洗浄剤やフラッシングで

こんなにキレイになります!!とかあるでそ?

 

あれ、実際あそこまでキレイにはやり過ぎですが

ある程度は落ちます。

しかし洗浄効果が高い物になればなるほどに

シール類のゴムや落としてほしくない油膜まで

浸食させてしまい、結果、オイル上がりや下がりを

発生させます。

 

本来はエンジン内の汚れは汚れたら掃除ではなく

汚さないのが前提です。

なのでマメなオイル交換が必要なんですわ。

 

あとサーキットの走行会にいって

オイル温度を120~130度くらいまで上げちゃって、

でも勿体ないからその後、通勤とかで

使っちゃってる方、多いでそ??

 

一度温度を上げちゃったオイルは

成分が変化し戻りません。

そのまま使うって事はオイル成分の添加剤効果や

性能が無い状態で使う訳ですから

そらエンジンにとって良くないですよね。

 

汚れやスラッジなんですぐ溜まりますぜ。

 

このブログを読んで下さっている貴兄様たちは

周知の事かと思いますが

一度でも温度を上げてしまったオイルは

即交換です。

エンジンオイル以外でもミッションやデフのような

ギアオイルも同じ事です。

 

 

また脱線してしまいましたので

戻しますね( ´∀` )

 

 

 

4番あたり

 

 

1番より

こっちの4番あたりの方が汚れてました。

おそらくヘッドカバーのブローバイ経路に

よるものだと思います。

 

汚れの質もカチカチの物も多く

下にあるものはグリス状の物が多かったです。

 

 

 

洗浄後

 

 

 

もう丸一日かかって清掃しました。

 

シールの残りも撤去しネジ山にもタップを通して

キレイにしてあります。

 

ヘッド内の汚れは

見えるところや手の入るところは物理的に

清掃しました。

下に溜まっていたスラッジなんかも

ウエスをマイナスドライバーに巻き付け

シコシコ清掃して除去しました。

 

そういった清掃で出来る

限界じゃないっすかねw

 

パッキン類

 

 

純正品で交換です。

 

画像に撮るのを忘れましたがブローバイホース類も

交換しました。

 

 

 

 

完成(*‘∀‘)

 

 

ビカビカなヘッドカバーになりました!

 

結晶塗装のヘッドカバーはドレスアップ効果も

抜群ですね。

ブルーのプラグコードとも相性がいいです。

 

オイラ的にはヘッドカバーをブルーにしたら

プラグコードはレッドにしたいなぁ。

くどくなりそうですがw

 

 

 

これにて

プレーリーリバティ編、

終わりとなります。

 

 

 

遠方から依頼して下さったオーナー様、

ありがとうございました。

 

 

末永くプレーリーライフ

楽しんで下さいねv(。・ω・。)ィェィ♪

 

 

 

 

 

それでは

(* ̄▽ ̄)ノ~~ マタネー♪

 

 

 

 

 

【 P.S.】

 

 

この記事のオーナー様に

お土産頂きました(*‘∀‘)

 

 

 

(人''▽`)ありがとう☆ございます!

 

 

この作業からブログに載せるまで

かなりの時間が空いています。

今更ながらで恐縮ですが

ありがとうございます。

 

福島の銘菓らしく福島県民はみんな知ってるレベルの

メジャーなお菓子みたいです。

 

オイラは初めて食べました。

(しかも知らなかった…スマソ;;)

 

甘くてうまかったです( *´艸`)

 

みんなも福島に行った際には

食ってみてくださいまし。

 

 


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