皆様コンニチハ('ω')ノ
今日はいつもより暖かい感じが
したんで朝から塗装しています。
いつもはごく普通の塗装用(防毒)マスクを
使っているんですが古くなってきたんで
新調ついでに少し高価なマスクにしてみました。
すると今まで使っていたマスクが
ゴミに見えてくるくらいの使い心地!
なんてったって全然息苦しくない!!
これは良い買い物をしました。
もっと早く使えばヨカタよ。
何よりこれなら花粉症もガードできそうじゃね?
って目論んでるオイラです(´・ω・`)
でもマスクだけだと目がやられる…
今回もシルビアの
クラッチ交換作業の続きです。
前回まではミッションを降ろし
ピボット折れというアクシデントを乗り越え
やっとクラッチ組付けまで辿り着きました。
前回の内容はコチラ
クラッチ交換作業を進めていきます。
ピボットがなおりましたので
レリーズフォークやスラストベアリングを組んでいきます。
当店ではクラッチ交換の際にベルハウジング内の
クラッチ汚れやオイル汚れを徹底的に洗浄しております。
一応ゴムや素材に攻撃性の低い溶剤で掃除はしております。
万が一もあるんであまり攻めれない場所もありますが
何とかこの位のレベルまで清掃致します。
キレイになると気分も良いですし
オイル漏れの早期発見や部品の劣化具合の発見にも
繋がります。
これでミッション側の準備は完了です('◇')ゞ
今回はクラッチと同時にフライホイールも交換していきます。
フライホイール取り付け前にこれ交換しておきます。
クラッチ交換と同時交換の定番、シール交換
恒例のクランクリアシールを交換していきます。
安価クラッチコースでフライホイールを外さない時は
シール交換しない場合はありますけど
当店ではほぼリアシールは同時交換しますね。
けっこう車種によってはこのシール、打ち込みにくいのも
あるんですよ。シルビアは比較的普通かな。
100系とかの方がメンドイ感じがする。
フライホイール
今回は軽量クロモリ製のフライホイールをチョイスしました。
軽量といっても元々S15の6速車のフライホイールは
重いので、軽量になっていても他の車に比べたら
そうでもないかも。
でもレスポンスは変わったと体感できるレベルには
軽量になってます。
パイロットベアリング(ブッシュ)を打ち込み
車体に装着していきます。
フライホイールを取り付けます。
もちろん取り付けボルトは新品にしております。
ちなみに締め付けトルクは8.5~9.5キロ。
いつも9.5キロで締めてます。
今回はフライホイールの塗装が厚く感じたので
当たり面を軽くペーパーでこすってあります。
使っているうちに当たり面の塗装なんて無くなっちゃうけど
何か今回は塗装が厚く気になった。
フライホイールを組み付けましたので
お次はクラッチ組んでいきます。
クラッチ&カバー
今回使うクラッチはカッパーミックスのディスクに
850キロのカバー。
オイラのS14にも組んでる通称850クラッチですね。
これカッパーで少しペダル重いくらいで
後は純正と同じくらいの操作ができるスグレモノ。
クラッチ組付け
ばっちりクラッチのセンター出しを行い
カバーを取り付けていきます。
これにて車体側の準備が整いました。
ミッションをドッキングしていきます。
ドッキングおーけー
前にも書いたかも知れませんが
シルビアのなかでS15が一番ミッション載せるの
大変(´;ω;`)
フロアの形状の違いなんだろうな。
言葉で説明するのは難しいけど
ミッションを入れるコツはエンジン下げ&傾けして
ミッションを2回ひねりハウジングかわしって感じ。
何言ってるかわからんでそww
やった事ある人だとわかるんだなぁ~w
マウント部
今回クラッチ交換と同時にマウントも交換していきます。
普通ならニスモのマウントが定番なのかな?
当店だと定番が違います。
スーパーナウ製
マジこのマウント1回使うともうこれ1択ですよ。
このパーツは当店のおすすめパーツです。
アルミ製のマウントでボルト留めで装着します。
リジットになってしまうのですが
そんなに振動も出ません。
なんて言ったってシフトの入り方が違う。
めっちゃオイラ好みのフィーリングになります。
当店に来るシルビア装着率も多い部品ですね。
これも前にも書いたかも知れませんが
オイラがスーパーナウのマウントをおす理由が
これなんですわ。
ミッションからマフラーフロントパイプに繋がるステー(純正)が
つけれる事。
このステーにはブッシュもあるんでこのステーをつけるか
つけないかでかなり違うと思います。
ステーが無いとエキマニ速攻で割れまっせ。
エキマニ社外でシャコタンならステーはつけましょう!
装着イメージ
こんな感じに装着します。
もちろん車検はこれで大丈夫です٩( ''ω'' )و
こんな感じになります。
まー
つけちゃうとマウントなんで見えなくなるパーツです。
けどオレンジ!みたいなw
回し者ではないですが
マジでおすすめパーツですよ!
おそらく新車から1度も交換された事が無いで
あろう純正マウント。
もう切れてるじゃーーん。
あとはフロントパイプのスタッドボルト折れも一緒に
なおしました。
ここは良く折れます。組み付ける時にスレコンを
塗っておくと全然持ちが違います。
折れたらボルトが回ってくれればいいのですが
大概サビまくって固着しているので
結果、穴あけして逆タップにて外しますね。
今回は2本逝ってるので大変でした(´;ω;`)
全て新品に打替え済みです
毎回思うけど、位置が位置だけにものすごい作業性が
悪い。
取外してやった方が遥かに楽なんだろうね。
でも取り外しするとガスケット代かかるし。
何とか交換します。
どうしてもダメな時は取り外しちゃうけどもw
完成(`・ω・´)
マフラーやらペラシャやら色々戻していきミッションオイルを
入れて完成となります。
クラッチ切れ具合、バックランプ点灯チェック、
などを行い着地。
クラッチミートポイントの調整をし試乗して
問題なければ全て完了となります( *´艸`)
余談ではありますが
S15の6速ミッションははっきり言って弱いです。
(だってアイ〇ンだもの…)
そのまま6速を使い続けるのなら
クラッチのチョイスはこだわりましょう。
強いクラッチやメタルなどを入れると
逃げがないのでクラッチ逝く前にミッションが逝きます。
ブーストアップやポン付けタービンレベルなら
今回のクラッチくらいがちょうどいいんじゃないのかな。
今現在(令和4年1月)で6速ミッション新品も
リビルトも出るので、まだ焦んなくてもいいけど
いずれ値上がりを経て、
品薄や生産廃止になるかもだから
ミッションよく壊す人は今の内にミッション確保するか
クラッチの見直しをした方がいいかもしんない。
新品とかリビルトが出るって言っても
高いかんね(´;ω;`)
クラッチ以外にも色々作業しましたが
これにてS15シルビアクラッチ交換作業は完了です。
それでは
またねー('ω')ノ